梅雨が明けたらすぐに夏本番!
すぐに暑い日々がやってきますね。
今回は夏に咲く花の英語をまとめてみました。「ひまわり」や「睡蓮」は英語で何と言うでしょう。

もくじ
意外と知らない植物の英語11選【夏が見頃の植物】
向日葵(ひまわり)
sunflower【sʌ’nf`lawər】
これは覚えやすくていいですね!
今まで取り上げてきた植物の英語の中で一番覚えやすいのでは?
太陽のような形をしていることからついた名です。
百合(ユリ)
lily【líli】
読み方は「リリィ」です。
なんとなく日本語名と少し似ていますね。
睡蓮(スイレン)
water lily【wɔ’ːtər líli】

睡蓮の英語も覚えやすくて安心します。
睡蓮と言えば、モネの油彩画が有名ですね。
花は水面に浮かぶように咲きます。
蓮の花
lotus flower【lóutəs fláuər】
「ロゥタス フラワー」と読みます。
“lotus” だけで「蓮」の意味となります。
ちなみに「蓮根(レンコン)」は “lotus root” です。
睡蓮と蓮の花の違いは、睡蓮が水面に浮かぶように花が咲くのに対し、蓮の花は水面より高く咲くことで見分けられます。
朝顔
morning-glory【mɔ’ːrniŋ glɔ’ːri】
「モォニング グロゥリー」と読みます
直訳で「朝の恵み」です。
朝顔は日本で最も発達した園芸植物で、欧米ではそれほどメジャーではないようです。
朝顔と言えば、夏休みの宿題の観察日記を思い出します。
昼顔
bindweed【báindwiːd】
「バインドウィード」と読みます。
bind→巻く、巻き付ける weed→雑草
「巻きつく雑草」で「つる性の植物」のことを意味します。
日本語名は朝顔に似ていて、昼になっても咲いていることからついた名です。
ヘチマ
sponge cucumber【 spʌ’ndʒ kjúːkʌmbər】
sponge gourd【spʌ’ndʒ gɔ’ːrd】
“cucumber”(キュゥカンバァ)は「きゅうり」、”gourd”(ゴォード)はウリ科の植物を指し、「ヒョウタン」などのことを言います。
体を洗うために乾燥させた状態になったヘチマは “loofah”(ルゥファー)と呼ばれます。
サボテン
cactus【kǽktəs】
「キャッㇰティス」のように発音します。
複数形は “cacti”(カクタイ)になるので注意。
語末が “us” の場合、複数形は “i” に変わるという、ラテン語の規則に従ったものです。(例外もあり)
桔梗(キキョウ)
balloon flower【bəlúːn fláuər】

“balloon” は「風船」。
つぼみが風船のような形であることからついた名です。
トルコキキョウ
eustoma
lisianthus
英語では eustoma(ユゥストゥマ)もしくは、旧名で lisianthus(リシアンサス)と呼ばれます。
“eustoma” はギリシア語で
“eu”→「良い」、”stoma”→「口」です。
トルコキキョウの原産地は北アメリカで、トルコではありません。
また、桔梗(キキョウ)とは別の種類の花です。
一重咲きのトルコキキョウが、桔梗の色や形に似ていることでついた名です。
百日紅(サルスベリ)
crape myrtle【kréip mə’ːrtl】

「クレィプ マァートゥル」のような発音です。
“crape” は「縮緬(ちりめん)」の意味。花弁が縮緬のように薄くてもろいことから付いた名です。
綴りはフランス語由来で “crepe” と書かれることもあります。
“myrtle” は「銀梅花(ギンバイカ)」という花の英語名で、この花に似ていることからの由来。
日本語名は、樹皮が滑らかで、猿も木から滑り落ちてしまうことが名前の由来です。
(実際は登れるそう)
最後に
前回の『春~初夏に咲く花』に比べて、覚えやすいものが多かったような気がしますがいかがでしたでしょうか。
これから夏に咲く花たちに出会ったら、ぜひ思い出してくださいね!
春と秋が見頃の植物についても書いています。
↓
ハナミズキは英語で?意外と知らない植物の英語!【春~初夏に見頃の植物】
ススキは英語で?意外と知らない植物の英語9選!【秋が見頃の植物】