オンライン英会話で講師の英語が聞き取れない！
オンライン英会話のレッスンを受講していて、英語が聞き取れないことは誰にでもあることなので落ち込むことはありません。
まず、聞き取れなければそのままにせず、必ず聞き返すようにしましょう。
今回は、英語が聞き取れない時の理由と対策と、聞き返す時の英語フレーズをご紹介します。
理由を考えて対策をすれば、必ず英語は聞き取れるようになります。がんばりましょう。
もくじ
オンライン英会話で聞き取れない時の理由と対策！聞き返す時の英語フレーズ
英語が聞き取れない時の理由と対策
英語が聞き取れない時、それにはいくつか理由があります。
理由が分かれば対策はできるので、どうして英語が聞き取れないのか考えてみましょう。
主な理由を5つ書き出してみました。
①ただ単に聞き逃していた
②発音を間違えて覚えていた
③音の変化のルールを知らなかった
④単語や表現を知らなかった
⑤文法の知識不足
①ただ単に聞き逃していた
「ただ単に聞き逃していた」だけで、もう一度英語を聞いて意味がすぐに分かるなら問題はありません。
それは母国語でも起こることですよね。
聞き返す時のフレーズを参考にして聞き返せばOKです。
②発音を間違えて覚えていた
日本語はカタカナ英語が浸透していて、実際の英語とはかなり異なる発音の言葉が多くあります。
例えば “studio” は「スタジオ」ではなく「ストゥディオ」、”garage” は「ガレージ」ではなく「ガラージュ」のような発音です。
カタカナ英語や和製英語に惑わされず、正しい発音を知り、自分でも発音できるようにする必要があります。
対策としては、まずは日頃からたくさんの英語を聞くようにしましょう。
発音記号を覚えておくと、新しい単語を覚える時にも正しい発音で覚えられるようになります。
また、新しい単語を覚える時は、必ず音声も一緒に聞くようにします。
ネイティブの子供たちに読み書きを教えるために開発されたフォニックスを学ぶことも有効です。
・英語をたくさん聞いて実際の発音を知る
・発音記号を覚える
・フォニックスを学ぶ
③音の変化のルールを知らなかった
英語は話す時に、音がつながったり、省略されたり、音がよく変化する言葉です。
例えば”Check it out.” は「チェキラゥッ」のようになりますよね。
英会話する上では、このような音の変化があることを知り、慣れておかなければなりません。
自分自身が英語を話す時も、音をつなげたり音を省略したりするだけでも、より自然な英語に近づきます。
対策としては、まずはたくさんの英語を意識して聞いてみることです。
次にディクテーションに挑戦してみましょう。
ディクテーションは英語の音声を聞いて、書き取っていくというものです。
そうすると、自分の聞き取れていない箇所が明確に分かります。
ディクテーションに使う英文は、自分のレベルに合っていることが重要です。
ディクテーションができたら、自分も同じように声に出して発音します。
音声変化も同じように行うようにしましょう。
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・たくさんの英語を聞く
・ディクテーション
・音読
④単語や表現を知らなかった
そもそも単語や表現を知らなければ聞き取れなくて当たり前です。
語彙力や英語表現を増やすようしましょう。
イディオムは直訳しても、知らなければ意味が全く理解できません。
私は英語学習を大人になってからやり直し始めた頃、その時のオンライン英会話の先生に “It’s raining cats and dogs.” と言われ、頭が？でいっぱいになったことがあります。
“It’s raining cats and dogs.” は「どしゃ降り」の意味ということを、初めてその時に教えてもらいました。
イディオムを知っていると表現の幅がグンと上がって、英会話が楽しくなります。
また、難しい語彙を覚えなくても、まずは基本的な語彙と使い方を知っておくようにしましょう。
・知っている語彙やイディオムを増やす
⑤文法の知識不足
文法の学習は基礎となる、とても大事なカテゴリーです。
文法を理解していなければ、聞き取り以前に、文章を読むことも難しくなります。
文章を読んでみて単語は知っているのに意味が分からなければ、基本的な文法をおさらいするようにしましょう。
文法をマスターすれば、読み書きからリスニング、スピーキングまで、とても楽になるはず。
文法の学習は中学校で習う基本的なところまでで十分です。
基本が全ての軸となっていて、一番重要な部分となります。
・中学校で習う基本的な文法をマスターする
オンライン英会話で英語が聞き取れなかった時に役立つ英語フレーズ
・簡単にひと言で聞き返す
・I’m sorry? / Sorry?
日本語だと「え？」「何て言いました？」のようなニュアンスです。
“I’m sorry?” より “Sorry? のほうがカジュアルで、友人同士などの間で気軽に使います。
ただ、カジュアルすぎることはないので、オンライン英会話のレッスンでも使えます。
・Excuse me?
“Sorry?” よりもやや丁寧になります。
「何と言いました？」のようなニュアンスです。
・Pardon? / Pardon me?
”Excuse me? よりもさらに少し丁寧になります。
・I beg your pardon?
「もう一度よろしいですか？」の意味となる、とても丁寧なフレーズです。
・もう一度言ってもらうよう丁寧に頼む
・Could you say that again, please?
（もう一度言っていただけますか？）
・Would you mind saying that again?
（もう一度言っていただけますか？）
・Could you repeat that again?
（もう一度繰り返していただけますか？）
Could you say that again more slowly?
（もう少しゆっくり言ってもらえますか？）
Do you mind repeating that a little slower?
（少しゆっくり繰り返して言っていただけますか？）
どれも “please” を加えるとより丁寧になります。
・聞き取れなかったことを伝える
I didn’t hear what you said.
（何と言ったか聞きとれませんでした。）
I couldn’t quite catch what you just said.
（何と言ったか聞き取れなかったです。）
I couldn’t catch that.
（聞き取れませんでした。）
I missed the last word.
（最後の言葉を聞き逃しました。）
I couldn’t get the first part.
（最初の部分が聞き取れなかったです。）
唐突に「分かりません」と言うのではなく、最初に “sorry” や “I’m sorry” を加えるといいでしょう。
・意味が分からないことを伝える
I don’t get that.
（理解できません。）
I don’t understand what you mean.
（意味を理解できません。）
I’m not following you.
（話についていけていません。）
I don’t understand that word.
（その単語が分かりません。）
I don’t know that word.
（その単語を知りません）
・意味やスペルを聞く
・What does that mean?
（それは何の意味ですか？）
・What does ～ mean?
（～とは何の意味ですか？）
・What do you mean by that?
（それはどういう意味ですか？）
・What is the meaning of ～
（～の意味は何ですか？）
・Could you tell me how to spell that?
（そのスペルを教えてもらえますか？）
最後に
いかがでしたでしょうか。
英語が聞き取れない時は、なぜ聞き取れないのか理由を考えて対策をすれば、きっと聞き取れるようになってきます。
聞き返す時のフレーズは、まずは自分が使いやすそうなものを丸ごと覚えて、いざという時にすぐ出てくるようにしておきたいですね。
日頃から声に出して練習しているといいですよ！
