動物の英語イディオム15選!”butterflies in my stomach”は「胃の中の蝶」?

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「猫の手も借りたい」「馬が合う」…のように、日本語では動物が出てくる言葉がたくさんありますよね。

同じように、英語にもたくさん動物を使ったイディオムがたくさんあります。

今回は、15個の動物の英語イディオムをご紹介します。

動物が含まれる英語のイディオム15選

1、a little bird told me

「うわさで聞いた」

直訳は「小鳥が私に教えてくれた」で、「うわさで聞いた」「風の便りに聞いた」の意味となります。

かわいいイディオムですね!

 

A little bird told me (that) you got engaged to him.

(彼と婚約したと噂で聞いたよ。)

 

2、eat like a bird

 

「小食の人」

「鳥のように食べる」で、「小食」の意味となります。

 

She’s been eating like a bird since she was a child.

(彼女は子供の頃からずっと小食です。)

 

3、eat like a horse

「大食い」

「馬のように食べる」で、「大食い」の意味です。

 

She never puts on weight despite the fact she eats like a horse.

(彼女は大食いにも関わらず、決して太らない。)

 

4、eat like a pig

「ガツガツ食べる」

「豚のように食べる」で、「ガツガツ食べる」の意味です。

「たくさん食べる」の意味でもありますが、食べ方が汚くて下品であることを含んでいます。

言われないようにしたいですね!

 

He was eating like a pig at yesterday’s party.

(彼は昨日のパーティーでガツガツ食べてたよ。)

 

5、drink like a fish

「大酒飲み」

「魚のように飲む」で、「たくさんお酒を飲む」「大酒飲み」の意味です。

口をパクパク開けて飲み込んでいるイメージでしょうか。

 

He often drinks like a fish after work.

(彼はよく仕事の後、お酒をたくさん飲みます)

 

6、a fish out of water

「場違い」

「水から出た魚」で、「場違い」の意味です。

自分には合わない、落ち着かない場所であることを表します。

 

I feel like a fish out of water in this restaurant.

(このレストランは私には場違いのような気がする。)

 

7、let the cat out of the bag

「(うっかり)秘密をもらす」

直訳「バッグから猫を出させる」で、「秘密をもらす」の意味となります。

この言葉は、昔の詐欺商人が子豚の代わりに猫を袋に入れて売っていたことが由来となっています。バッグから猫を出したら秘密がばれてしまいますね。

 

Please don’t let the cat out of the bag.

(秘密をもらさないでください。)

 

8、open a can of worms

「問題を複雑にする」

直訳「ミミズの缶を開ける」で、「事をややこしくする」「問題を複雑にする」の意味です。

”worms” は、ミミズやヒルのような細長く、足のない虫の意味です。

“a can of worms” は魚の餌などに使われる虫の入った缶を指しています。

虫が入った缶を開ける…あまり想像したくないですね!

 

My mom always opens a can of worms.

(お母さんはいつも、問題をややこしくするんだ。)

 

9、butterflies in my stomach

「落ち着かない」

「胃の中に蝶がいる」で、「不安で落ち着かない」「緊張する」「ドキドキする」の意味です。

恋をしている時のドキドキの他、試験前やスピーチなどの前の緊張の時にも使えます。

 

I always have butterflies in my stomach before I meet him.

(彼に会う前はいつもドキドキする。)

 

I had butterflies in my stomach before my presentation.

(プレゼンの前はすごく緊張したよ。)

 

10、the(an) elephant in the room

「触れてはいけない話題」

「部屋の中の象」で、「触れてはいけない話題」「タブー」の意味です。

部屋の中に象がいれば、そこにいる誰もが気付くはずで、重要なことなのに、誰も口に出さない状況であることを表しています。

 

There is an elephant in the room when she is here.

(彼女がここにいる時は、この話題はタブーだよ。)

 

11、ants in one’s pants

「じっとしていられない」

「パンツ(ズボン)の中にアリがいる」で、「じっとしていられない」「そわそわ落ち着かない」の意味です。

ズボンの中にアリ…確かにじっとしていられないですね。あまり想像したくないですが。

 

My son has ants in his pants during class.

(息子は授業中、じっとしていられない。)

 

12、(as) sick as a dog

「とても具合が悪い」

「犬のように病気」で、「とても具合(気分)が悪い」の意味です。

特に吐き気をもよおすような、体調不良である時のことを指します。

 

I’ve been sick as a dog all day yesterday.

(昨日はずっと具合が悪かった。)

 

13、(as) busy as a bee

「とても忙しい」

「蜂のように忙しい」で、「とても忙しい」「多忙」の意味です。

日本語でも蜜蜂のことを「働き蜂」といいますもんね。

 

He is busy as a bee and comes home at midnight everyday.

(彼はとても忙しくて、毎日帰宅が夜中です。)

 

14、(as) blind as a bat

「全然目が見えない」

「コウモリのように目が見えない」で、「視力が弱い」「全然目が見えない」の意味です。

コウモリが視力が弱いと言われていることからの由来です。視力が発達している種類のコウモリもいるようです。

他に、モグラは視力がほとんどないことから、“(as) blind as a mole” と、モグラを用いることもあります。

 

I’m blind as a bat without glasses.

(メガネがないと全然目が見えない。)

 

15、(as) timid as a mouse

「臆病」

「ネズミのように臆病」で「臆病者」「内気」であることを意味します。

“timid as a rabbit” とウサギを用いて使われることもあります。

他にネズミを用いた似た表現、 ”quiet as a mouse” で、「すごくおとなしい」「とても静か」の意味です。

 

I can’t believe she used to be timid as a mouse before.

(彼女は以前はすごく内気だったなんて信じられない。)

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

気に入った表現はありましたか?

動物がイディオムの中に含まれていると、イメージしやすくて覚えやすいですよね!覚えてどんどん使ってみてください。