オンライン英会話を始めたばかりの頃は、講師の言っていることが聞き取れるか、英語で質問に返せるか、不安がたくさんありますよね。
今回はオンライン英会話で困った時に使える英語フレーズを、14のシチュエーションに分けてご紹介します。
今回紹介するフレーズは、難しいことは考えずに丸暗記してしまってください。
もくじ
オンライン英会話で困った時に役立つ英語フレーズ!【初心者のための準備】
1、音が聞こえない時 / 顔が見えない時
オンライン英会話を始めると、必ずと言っていいほど聞く機会があるのがこのフレーズです。
まずは講師の方から、声が聞こえているか、画像が見えているかの確認をされます。
Can you hear me? /Can you see me?
(聞こえますか? / 見えますか?)
もし聞こえなかったり、相手の顔が見えなかったら焦らずに答えるようにしましょう。
I can’t hear/see you.
(聞こえません / 見えません)
I can’t hear/see you well.
(よく聞こえません / 見えません)
There is a noise.
(雑音があります。)
聞こえるけど、画像が止まってっしまっている時はこう言えます。
I can hear you, but the video is frozen.
(聞こえますが、画像が止まっています/フリーズしています)
2、何か問題があることを伝える
画像が見えない時は、だいたいがインターネットの接続が悪いことが原因だと思います。
声が聞こえない時はマイクに問題があることが多いです。
私も1度自分のミスで、マイクがミュートのままになっていたことで、音が全く聞こえなかったというトラブルがありました。
I have a problem with the connection.
(接続に問題があります。)
“I have a problem with ~” で何かに問題があることを伝えられます。
I have network trouble.
(接続の問題があります。)
The connection is not good.
(接続が良くないです。)
It might be my internet connection.
(私のインターネットの接続が悪いかもしれません。)
My connection seems to be fine.
(私の接続は大丈夫みたいです。)
seem(s) to be:~のようだ
My microphone seems to be broken.
(マイクが壊れているみたいです。)
※”microphone” の省略したものが ”mic” で、どちらでも大丈夫です。
I think your mic is on mute.
(あなたのマイクがミュートになっていると思います。)
“mute”(ミュート)は日本語にもなっていますが、マイクなどの「音を出さないようにすること」「消音」の意味になります。
My mic was on mute. I’m sorry, my mistake.
(私のマイクがミュートでした。すみません、私のミスです。)
3、問題解決するために
接続が悪かったり、声が聞こえないなど、何か問題が起きている場合に解決できることをいくつかご紹介します。
I might want to turn off my webcam.
(カメラをオフにした方がいいかもしれません。)
どうしても画像がうまく動かない場合は、カメラをオフにして声だけでレッスンをする場合もあります。
It might be better if I take out my earphones.
(イヤホンを外した方がいいかもしれません。)
イヤホンの調子が悪かったら、イヤホンを外してスピーカ-で話した方がいいでしょう。
take out:取り外す
Can I restart my computer?
(パソコンを再起動していいですか?)
Let me check my connection.
(接続を確認させてください。)
4、相手に頼む時
自分の問題ではない場合は、相手に頼む必要があるかもしれません。
Could you turn up the mic?
(マイクの音を上げてもらえますか?)
Could you speak a little louder?
(もう少し大きい声で話してもらえますか?)
Could you call me back?
(一度かけなおしてもらえますか?)
5、待ってもらう時
オンライン英会話中にどうしても、席を立たなくてはならない困った状況もあるかもしれません。
私は1人で家にいて、オンライン英会話中にインターホンが鳴って、講師に「出ていいよ!」と言われ、少し待ってもらったことがありました。
May/Could I be excused for a moment?
(少し席を外していいですか?)
日本語で言う、「ちょっと外してもいいですか?」「ちょっと失礼してもいいですか?」にあたります。
”excuse” は「許す」の意味で、「席を外すことを許してもらえますか?」の意味となります。
I’m sorry, I’ll be back soon.
(すぐ戻ります。)
Could you hold on for just a minute?
(少しお待ちいただけますか?)
Could you wait for a bit?
(少しお待ちいただけますか?)
Please wait a minute.
(少し待ってください。)
One moment please.
(少し待ってください。)
6、英語が聞き取れない時
英語が聞き取れない時は、そのままにせずに何と言ったのかを確認するようにしましょう。
今後のリスニング向上にもつながります。
そんな時はこんなフレーズたちが役立ちます。
Sorry?
(え?)
Pardon?
(え?)
What did you say?
(何と言いましたか?)
Sorry, I couldn’t catch what you said.
(あなたの言ったことが聞き取れませんでした。)
7、もう一度言ってもらうようお願いする
講師の口調が早かったりして、もう一度聞き直したい場合は、もう一度言ってもらうようにお願いしてみましょう。
全て定番フレーズです。
Could you speak more slowly, please?
(もっとゆっくり話してください。)
Could you say that again, please?
(もう一度言ってください。)
Could you repeat that, please?
(もう一度言ってください。)
8、チャットボックスに書いてもらう
オンライン英会話ではほとんどのスクールで、チャット機能が使えるようになっているので、どうしても聞き取れない時やスペルを確認したい時はチャットを利用するようにしましょう。
Could you type in the chat box?
(チャットボックスに書いてください。)
Could you tell me the spelling?
(スペルを教えてくれますか?)
I would like to know the spelling.
(スペルを知りたいです。)
9、意味を聞く
言葉の意味が分からない時も、そのままにせずに確認するようにしましょう。
I don’t know what this word means.
(この言葉の意味を知りません)
What does this word mean?
(この言葉の意味は何ですか?)
What (does/do)~ mean?
(~の意味は何ですか?)
What does it mean?
(それはどういう意味ですか?)
What do you mean by that?
(それはどういう意味ですか?)
※それぞれ、“it” “that” の部分に単語を入れると「~ってどういう意味ですか?」の意味で使えます。
What do you mean?
(どういう意味ですか?)
※相手の言ったこと全体に対しての意味を聞くフレーズです。
他に “What is ~?” も「~って何?」と聞ける簡単な言い方があります。
10、理解できないことを伝える
理解できない時も正直に言うようにしましょう。
ほとんどの講師は快く答えてくれるはずです。
講師も分からないことを言ってもらえた方が、授業が充実したものになり、お互いのためにもなるでしょう。
Sorry, I can’t get you. / I don’t get it.
(すみません、意味が分かりません。)
I don’t understand what you are saying.
(何と言ったのか理解していません。)
It doesn’t make sense.
(理解していません。)
“make sense” は「(理にかなって)意味が分かる」の意味で、「(筋が通って、道理がかなって)スッキリ分かる」時に使えます。
11、質問の答えが思いつかない時
質問されたけど、なんて答えればいいか分からない時もありますよね。
そんな時にはこれらのような答え方の例があります。
I have no idea.
(何も思いつきません。)
I’m not sure about it.
(はっきり分かりません。)
I can’t think of anything right now.
(何も思いつきません。)
Nothing comes to mind.
(何も思いつきません。)
come(s)/spring(s) to mind:頭(心)に浮かぶ、思い浮かぶ
こちらの記事も参考にしてみてください。↓
12、質問返し
質問されっぱなしではなく講師の意見も聞くようすると、より本物の会話になります。
ぜひ、これらのフレーズを使って話を広げてみてください。
How about you?
(あなたはどうですか?)
What do you think?
(あなたはどう思いますか?)
What’s your opinion?
(あなたの意見は?)
What are your views?
(あなたの見解は?)
13、英語でどう言えばいか分からない時
英語でどういえば言いか分からない時は、必ず出てくるでしょう。そんな時に役立つフレーズです。
I don’t know what/how to say it in English.
(英語でどう言ったらいいのか分かりません。)
How do I say (in English)…
(どう言ったらいいのか…。)
What/How should I say (in English)…
(何て言うべきか…。)
14、少し時間をもらう時
少し考えたい時、いきなり無言になるのではなく、考える時間を少しもらうようにしてみましょう。
Let me think for a minute.
(少し考えさせてください。)
Can I check it on Google translate?
(Google翻訳で調べていいですか?)
最後に
いかがでしたでしょうか。
突然トラブルが起こったら焦ってしまって、英語が出てこないかもしれませんね。
今回紹介したフレーズは丸ごと覚えておいて、困った時にすぐに出てくるように準備しておくといいでしょう。
丸ごと覚えられるような便利で使えるフレーズをどんどん増やすことで、会話の幅は少しずつ増えていきます。
最初からいきなり英語がペラペラ話せる人はいないので焦る必要もありません。少しずつ自分が言えることを増やしていって、自信につなげてくださいね!