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『スタンド・バイ・ミー』英語で味わう映画の世界【英語字幕鑑賞記録】

『マイ・ガール』に引き続き、Netflix で懐かしい映画をもうひとつ鑑賞しました。不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』です。

まず最初にひとつだけ書かせてほしいことは、やっぱりリバー・フェニックスはかっこいい!何年たっても変わらず、ずば抜けた存在感を放っていました。

私は小学生の頃、『スタンド・バイ・ミー』を『金曜ロードショー』か何かのテレビ番組で家族と見たと思います。映画に出てくるパイ食い競争を見て、「アメリカは何て下品なことをする国なんだ」と思ったことを思い出しました。実際は主人公の少年、ゴーディの作り話なのですが。

今回は、映画『スタンド・バイ・ミー』からのセリフで英語の勉強をしたいと思います。 名言もたくさんあります。英語の難易度はスラングも多く、意外と高めだと感じました。

 

 

英語字幕で映画鑑賞『Stand By Me』

1986年 アメリカ映画

 

監督

ロブ・ライナー(Rob Reiner)

 

原作

スティーヴン・キングStephen King) 短編小説『THE BODY』

 

主な出演者 

ウィル・ウィートン(Wil Wheaton)

リヴァー・フェニックスRiver Phoenix

コリー・フェルドマン(Corey Feldman)

ジェリー・オコンネル(Jerry O'connell)

 

あらすじ

作家のゴードン・ラチェンスは『弁護士クリストファー・チェンパーズがナイフで刺し殺される』という新聞記事を目にして、少年時代を思い返します。

 

1959年アメリカ、12歳のゴーディ(ゴードンの愛称)はオレゴン州の治安の悪い小さな田舎町に家族と住んでいます。

 

ゴーディの友人クリス、テディ、バーン、この4人は木の上につくった秘密小屋に集まり、煙草を吸ってカードゲームをしたりいつも一緒に遊んでいます。

 

ある日、バーンは兄と不良仲間の会話を偶然聞いてしまいます。その内容は、3日前から行方不明になっている少年が、30キロ先の森の奥で列車にはねられ、そのまま死体として残っているというもの。

 

バーンはその情報を、仲間たちにすぐ伝えます。4人は「死体を見つければ有名になって、英雄になる」という動機で、死体探しの旅に出掛けることに。

 

映画の中のセリフ

英語のセリフはこちらのサイトを参考にしています。→https://web.archive.org/web/20040730105140/http://geocities.com/movie_starzz/scripts/standbyme.txt

 

NARATOR(Gordon):I was twelve going on thirteen when I first saw a dead human being. 

It happened in the summer of 1959-a long time ago.

 

【日本語訳】

初めて死んだ人を見たのは、私は12歳で、もう少しで13歳になるところだった。

それは1959年の夏に起こった、ずっと前のこと。

 

be going on ...(years old):もうすぐ...歳になろうとしている

 

バーンがみんなに死体のことを話すシーン

Vern:You guys wanna go see a dead body?

 

【日本語訳】

バーン:みんな、死体を見に行きたくないか?

 

wanna: want to~(~したい)の省略形

go see:見に行く

 

Chris:Yeah. Hey, hey guys! I bet you anything that if we find him we'll get our pictures in the paper. 

Teddy: Yeah! We'd even be on TV!

Chris:Sure!

Teddy:We'll be heroes!

 

【日本語訳】

クリス:もし俺らが死体を発見すれば、俺らの写真が新聞に載るだろう。

テディ:テレビにもだ。

クリス:そうだ!

テディ:俺たちはヒーローになる!

 

bet:「賭ける」の意味で、 I bet~「きっと~に違いない」お金を賭けてもいいくらい確信が強いことを表しています。

 

こうして4人が "死体探し"に同意し、旅が始まります。

 

くず鉄置き場に侵入した4人はくず鉄置き場の主人マイロと犬のチョッパーに追われ、フェンスを乗り越え無事に逃げられますが、マイロはテディの父の悪口を言います。

 

父の悪口を言われたテディが反発するシーン 

Teddy:You call my dad a loony again and I'll kill you.

 

【日本語訳】

もう一度父さんを"狂人"て呼んだら、殺してやる。

 

loony:狂人 愚か者

 

テディの父親はテディの耳を焼いて火傷を負わせたこともあるほど暴力的な父でしたが、それでも愛し尊敬しているのです。

 

 ゴーディーとクリスの会話

Gordy:You think I'm weird?
Chris:Definitely.
Gordy:No, man, seriously. Am I weird?
Chris:Yeah, but so what? Everybody's weird.

 

【日本語訳】

ゴーディ:僕って変だと思う?

クリス:間違いなくね

ゴーディ:真面目にだよ、僕って変?

クリス:うん、でもそれが何だ?誰だって変さ。

 

ゴーディーの才能を見抜いて、いつかゴーディは作家になると確信しているクリス。

 

しかしゴーディーの両親は、亡くなったゴーディの兄を溺愛していたばかりに、ゴーディには関心が低く、ゴーディの才能を見抜けずにいます。

 

ゴーディも仲間たちと離れたくない想いから、中学校に進学せず職業訓練コースに進みたいということを聞き、クリスはそんな彼のことを "You're just a kid" (お前はただの子供だ)と言います。そう言われて、怒ったゴーディにクリスが言ったセリフです。

 

Chris: Wish the hell I was your dad.

You wouldn't be going around talking about taking these stupid shop-courses if I was.

It's like God gave you something, man.

All those stories that you can make up.

And he said: This is what we got for you, kid, try not to lose it.

But kids lose everything unless there's someone there to look after them.

And if your parents are too fucked up to do it then maybe I should.

 

【日本語訳】

おまえの父さんになりたいよ。もしそうだったら、バカな職業訓練コースになんか行かせない。

神様はおまえに才能を与えてくれたんだ。物語をつくる才能を。

"これが君に与えた才能だ、失くしてはいけない" って神様は言うよ。

でも子供は誰かが見ててやらないと、何もかも失くしてしまう。

もしおまえの親がバカすぎてそれができないなら、俺が見てやらなきゃ。

 

hell:"the hell" で「絶対に」という強調の副詞的な意味になります。"I wish to hell" でも同じように「心から願う」「本当に願う」として使われます。

unless~:~しない限り、もし~でなければ(if ~ not)

look after~:~の世話をする、~に気を配る

 

とうとう死体を見つけた4人でしたが、死体を見たゴーディは数か月前に事故で亡くなった兄を思い出します。

 

Gordie: Why did he have to die, Chris? Why did Denny have to die? Why?

                It should have been me.

 

【日本語訳】

なんで兄さんが死ななければならなかったんだ。なんでデニーが死ななければならなかったんだ。なんで?

僕が死ぬべきだったんだ。

 

 

「僕はいい子じゃない」「父さんは僕を憎んでいる」と言って泣くゴーディを慰めるクリス。

 

Chris: You gonna be a great writer someday, Gordie. You might even write
about us guys if you ever get hard up for material.
Gordie: Guess I'd have to be really hard up, huh?
Chris: Yeah.

 

【日本語訳】

クリス:おまえはいつか、偉大な作家になるよ、ゴーディ。もし書く材料に困ったら俺たちのことを書けばいい。

ゴーディ:きっとすごく困ることになるだろうね。

クリス:あぁ

 

hard up~:~が不足する、~に困る

would have to~:~しなければならないだろう

 

大人になったゴーディがクリスたちのことを物語の材料にしたのは、クリスの死がきっかけでした。

 

ゴーディの本の最後の文章

Although I haven't seen him in more than ten years I know I'll miss him forever.

I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve. Jesus, does anybody?

 

【日本語訳】

彼とは10年以上会っていなかったが、彼を永遠に忘れることはないだろう。

僕が12歳の時に持った、あのような友達は、それから後にはできなかった。

みんなそうなのだろうか。

 

まとめ

子供の頃に見た映画でしたが、この映画の良さがやっと分かった気がします。こんなに名言が多い映画だったとは!そしてすごく切ない気持ちにもなりました。

当時のイメージはただ、子供4人が死体を探しに行く映画。そして最も印象的、というより衝撃的だったのが "パイ食い競争" のシーン。

20年以上たって改めて見て、自分の大好きな映画のひとつとして新たに加わりました。