「逆に~」や「適当に~」などの言葉は日常会話の中でよく聞く言葉です。
今回は「逆に~」「適当に」の他、「ちょうどいい」「仕方ない」の4つの言葉を英語で何と言うかをご紹介します。
ぜひ日常英会話の参考にしてみてください。
もくじ
日常会話で使える便利で簡単な英語表現
逆に~
日本語では「逆におもしろい」、「逆にすみません/ありがとう」…などの言い方を日常会話で聞くことがあります。
「逆に」の英語の直訳に “conversely” や “on the contrary” がありますが、フォーマルな印象になります。
ここでは、カジュアルに「逆に~」を使える表現をご紹介します。
actually
「逆に~」に当たる言葉は、”Actually” (実際に)がカジュアルに使えて近い表現になります。
A:I thought the movie was boring.
(あの映画はつまらなかったよ。)
B:I actually liked it very much!
(僕は逆にすごく好きだったよ!)
rather
“rather” は「むしろ~」の意味となる言葉で、日本語の「逆に~」にも当てはまるでしょう。
Don’t be sorry, rather I would like to thank you so much.
(謝らなくていいよ、逆にありがとう。)
※”I would rather ~” とも言うことができます。この場合は「逆に」を強調しているので、前に置いています。
適当に~
roughly
“roughly” は「ざっくり」「おおざっぱに」の意味で「適当に~」にも当てはまります。
I roughly chopped the onions.
(玉ねぎを適当に切った。)
randomly
「ランダム」は日本語にもなっていますよね。
“randomly” は「でたらめに」「思いつきで」「手当たり次第に」のニュアンスで使われます。
I chose the answer randomly.
(答えを適当に選んだ。)
I randomly made a cake because I had lost the recipe.
(レシピをなくしてしまったから適当にケーキをつくった。)
ちょうどいい
just right
“Just right” で「ちょうどいい」の意味です。
“just about right” にすると、程よくちょうどいいのニュアンスになります。
サイズ/味/温度がちょうどいい、など様々な場面で使えます。
This curry has been seasoned just right!
(このカレーは味付けがちょうどいいね!)
もっと簡単に “This curry is just right!” と言っても大丈夫です。
perfect / perfectly
「完璧」「完璧に」の意味の”perfect”、 “perfectly” ですが、「ちょうどいい」の意味も込めて使えるでしょう。褒めているニュアンスも含まれていてポジティブな言葉です。
Your dress fits perfectly.
(ドレスはちょうどいいですね。)
※”fit” も「適合した」の意味で、服などのサイズがピッタリ合っている時に使えます。
シンプルに “Your dress is perfect!” だけでも伝わるでしょう。
good timing
時間が「ちょうどいい」と言いたい時は、”good timing” や “nice timing” が使えます。
日本語にもなっているので簡単で使いやすいですね!
仕方ない
It can’t be helped
“can not” の後にくる “help” は「避ける」の意味となり、「避けようがない」=「仕方ない」の決まり文句です。
困難な状況の時に、どうすることもできないことから「仕方ない」の意味となり、広い場面でよく使われます。
A:I should have taken more photos during my trip abroad.
(海外旅行でもっと写真を撮っておけばよかった。)
B:Yes, but It can’t be helped now.
(そうだよね、でももう仕方ないよ。)
It is what it is
“It is what it is” も、状況を変えられない時の「どうしようもない」「仕方ない」の意味で使われます。
「これはそういうものだ」という意味で、「困難な状況だけど、受け入れるしかない」=「仕方ない」。あきらめの気持ちも含まれている言葉です。
A:I can’t go back to Japan as long as my flight is cancelled due to the Corona pandemic.
(コロナの影響でフライトが中止されている限り、日本に帰れません。)
B: It is what it is.
(それは仕方ないね)
I have no choice but to ~
“but to~” で「…する以外に」の意味になります。
“I have no choice but to~” と合わせて「~する以外に選択肢はない」=「~するより仕方ない」、「~するしかない」の意味です。
もちろん主語を変えて言うこともできます。
I missed the last train, so I have no choice but to take a taxi (cab).
(終電を逃してしまったから、タクシーに乗るしか仕方ないね。)
最後に
いかがでしたか。
日本語をそのまま英語に直訳すると、不自然になってしまう場合もあるので難しいですね。
英語の単語やフレーズは使えば使うほど自分のものになります。
どんどん声に出してみましょう!
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