食べ物を含む英語イディオム12選!”in a nutshell”は「ナッツの殻の中」?

日本語では「手前味噌」や「棚から牡丹餅」など、食べ物を含む慣用句はたくさんありますよね。

同じように、英語でも食べ物を含んだイディオムがたくさんあります。

今回は食べ物を含む英語のイディオムを12個選んでみました!

食べ物を含む英語イディオム12選

1、a piece of cake

「ケーキひときれ」で「とても簡単」の意味です。

日本語では「朝飯前」や「お茶の子さいさい」などと言いますね。

1870年代、アメリカで行われていた競技の賞品がケーキであったことが由来と言われています。

 

The exam was a piece of cake.

(試験はとても簡単だったよ。)

 

2、sell like hot cakes

「ホットケーキのように売れる」で「飛ぶように売れる」「よく売れる」の意味です。

「ホットケーキ」は焼きたての温かいケーキのことを意味します。

“hotcakes” と表記される場合もあります。

アメリカで19世紀半ば、トウモロコシの粉を熊や豚の脂で焼いたパンケーキがとても人気で、お祭りなどのスタンドに出すとすぐに売れてしまったことがこのイディオムの由来と言われています。

 

The new game is selling like hot cakes.

(新しいゲームは飛ぶように売れています。)

 

3、the apple of one’s eye

「(誰かの)目のリンゴ」で、「何よりも大切なもの」「かけがえのない存在」の意味です。

昔の人は目の中の瞳孔が、丸い形をしていることから、瞳孔をリンゴに見立てていました。さらに、視力(瞳孔)は人間にとって必要不可欠な大事なものであることから、 “the apple of someone’s eye” が、とても大事なものを意味する表現となったようです。

日本語では「目の中に入れても痛くない」と言いますね。

My daughter is the apple of my eye.

(娘はかけがえのない存在です。)

 

4、bring home the bacon

「ベーコンを家に持ち帰る」で、「生計を支える」「生活費を稼ぐ」の意味となります。

由来は諸説あるようで、1100年代のイギリスにある小さな町の教会で、1年間ケンカがなかった夫婦に、わき腹肉のベーコンを報酬していたことが由来のひとつです。

 

I need to bring home the bacon because we had twins last month.

(先月双子が生まれたから、生活費を稼ぐ必要がある。)

 

5、couch potato

“couch” は「ソファ」の意味で、”potato” は「じゃがいも」です。

「ソファーに座ってテレビばかり観ていること」「ゴロゴロして過ごしていること」を意味します。「怠け者」の意味もあります。

 

I was a couch potato all day today.

(今日は1日中ゴロゴロしていた。)

 

I wanna be a couch potato today.

(今日は一日ゴロゴロして過ごしたい。)

 

6、be in a pickle

「ピクルス(酢漬け)の中になる」で、「困っている」「困った状態にいる」の意味で、少し古風な表現です。

ピクルスのように酢漬けで瓶詰めにされたら困ってしまいますね。

 

I’m in a bit of a pickle. Can I ask a favor?

(ちょっと困っているんだ。頼み事を聞いてくれる?)

 

7、butter someone up / butter up someone

「誰かにバターを塗る」で、「お世辞を言う」「機嫌をとる」となります。

日本語では「ゴマをする」と言いますよね。

 

He’s always buttering up his boss to get a promotion.

(彼は出世するためにいつも上司のご機嫌をとっている。)

 

8、in a nutshell

「ナッツの殻の中で」で、「要するに」「簡単に言えば」の意味。

「ナッツの殻に入ってしまうほど短く簡単に」というニュアンスです。

 

Picnic is boring. Besides, it might rain tomorrow!

(ピクニックはつまらない。それに明日は雨かも!)

In a nutshell, you don’t want to go, do you?

(要するに、君は行きたくないんだね?)

 

9、drive someone nuts

「(誰かを)イライラさせる」「(誰かの)気を狂わせる」の意味で、とてもカジュアルな表現です。

 

The construction noise drives us nuts.

(その工事の音は私たちをイライラさせます。)

 

10、spill the beans

「豆をこぼす」で「大事な情報(秘密)をもらす」の意味です。

※spill:こぼす ばらまく

This is just between you and me. Don’t spill the beans.

(これはここだけの話だよ。秘密をもらさないでね。)

 

She spilled the beans about our relationship.

(彼女が僕たちの関係の秘密をもらした。)

 

11、cry over spilt milk

直訳は「こぼれたミルクを嘆く」で

「起きてしまったこと、取り返しのつかないことを嘆く」の意味です。

※cry over:嘆く

※spilt:spill(こぼす)の過去・過去分詞形(spilled も同じく過去形で使われます。)

・It’s / There’s no use crying over spilt milk.

・Don’t cry over spilt milk.

が決まり文句となっています。

「起きてしまったことを嘆いても仕方ない」の意味です。

※It’s no use ~ing / There’s no use ~ing:~しても仕方ない、無駄

 

I should have studied harder when I was a student.

(学生の時、もっと勉強しておけばよかった。)

It’s no use crying over spilt milk.

(今さら言っても仕方ないよ。)

 

12、not one’s cup of tea

“one’s cup of tea”=「(誰かの)紅茶」で、「好み」「(好きな)タイプ」を表します。

1800年代後半のイギリスで生まれたイディオムで、1920年代から否定形 “not my cup of tea” 「私の好みではない」の意味で、よく使われるようになったそうです。

 

This movie isn’t my cup of tea.

(この映画は私の好みではない。)

 

最後に

いかがでしたでしょうか。気に入ったイディオムはありましたか?

私は ”In a nutshell” と “not my cup of tea” が気に入っています。

気に入ったものはぜひ使ってみてくださいね!