先週末、横浜にある野毛山動物園へ行ってきました。入場料無料の動物園で、動物の数はそんなに多くないですが、気軽に行ける動物園で、私のお気に入りスポットです。
そこで今回は動物(哺乳類)の英語をまとめてみました。
例えばタヌキを英語で言えますか?
動物園で撮った写真と共にお楽しみください。
※この画像はAyu.t*324</a>さんによる写真ACから引用したものです。 野毛山動物園にはゾウはいません。
もくじ
意外と知らない動物の英語32選
哺乳類 | mammals |
鳥類 | birds |
爬虫類 | reptiles |
魚類 | fish |
肉食動物 | carnivore |
草食動物 | herbivore |
雑食動物 | omnivore |
※肉食動物は「カーニヴォァー」ラテン語 “carni”(肉)が語源。
※草食動物は「ハーバヴォァー」ラテン語 “herba” (草)が語源。
(h を発音しないで「アーバヴォァ―」となる場合もあります。)
※雑食動物は「オムニヴォァ―」ラテン語 “omnis” (すべて=all)が語源。
※後ろにつく “voir” はラテン語の “devour”(むさぼり食う)が語源。
キリン
giraffe【dʒərǽf | -rɑ’ːf 】
発音は「ジィラァフ」のような感じです。
馬
horse【hɔ’ːrs】
「馬」の総称は “horse” ですが、細かく呼び方が分類されています。
雌馬(母馬)→mare
子馬→foal
小型種の馬→pony
シマウマ
zebra【zíːbrə | zébrə】
発音は「ズィブラ」または「ゼェブラ」のようになります。
ロバ
donkey【dɑ’ŋki | dɔ’ŋ-】
発音は「ドォンキィ」です。
映画「シュレック」に出てきますね!
ラクダ
camel【kǽməl】
発音は「キャメェル」のような感じです。
ラクダの「こぶ」は “hump” です。
フタコブラクダ→two-humped camel、Bactrian camel
※”Bactrian” は「バクトリアの」の意味で、中央アジアに存在した王国の名です。
ウシ
cattle【kǽtl】
発音は「カァトゥル」。
「牛」の総称は “cattle” で集合的な意味で使います。単数形も複数形も同じです。
“bull” が「雄牛」で、”cow” が「雌牛」「乳牛」です。それぞれ発音は「ブゥル」「カァォ」のような感じです。
雄牛→bull
雌牛→cow
去勢された雄牛→ox
子牛→calf(複数形calves)
カバ
hippopotamus【hìpəpɑ’təməs | -pɔ’t-】
「ヒポパァタマス」または「ヒポポゥタマス」のような発音です。
難しいですよね。。。
長いので会話などでは、”hippo”(ヒポゥ) と呼ばれています。
サイ
rhinoceros【rainɑ’sərəs | -nɔ’s-】
「ライナァセラス」または「ライノゥセラス」のように発音します。
これもまた難しいです。
会話などでは “rhino” (ライノゥ)と略されます。
バク
tapir 【téipər】
「テイパー」のように発音します。
獏が「夢を食べる」というのは、中国から伝わった伝説です。バクはその伝説上の生物に似ていたため、名付けられたと言われています。
アリクイ
anteater【ǽntìtɚ】
「アントゥイーター」 のように発音します。
“ant” は「アリ」。訳すとそのままの意味です。
「オオアリクイ」は “ant bear”、もしくは “giant anteater” と呼ばれます。
ライオン
lion【láiən】
「ライァン」のように言います。
雌のライオンは “lioness”
ライオンの子供は “(lion) cub”
アメリカライオンは “puma” “cougar” “mountain lion” などの呼び名があります。
写真はインドライオンです。アフリカライオンに比べると、毛の色が少し薄くて少し小さいです。
※”cub” は肉食動物、雑食動物の子供全般に使います。(トラ・クマ・キツネなど)
トラ
tiger【táigər】
そのまま、「タイガァ」です。
雌は “tigress” となります。「荒々しい女」の意味も…。
豹
leopard【lépərd】
panther【pǽnθər】
jaguar【dʒǽgwɑːr | -gjuə】
発音は「レパァドゥ」、「パンター」、「ジャグァー」のような感じ。
いわゆるヒョウ柄の模様があるのが “leopard”、アフリカやインド、東南アジアなど、広い範囲に生息しています。
黒豹は “(black) panther” と呼びます。
アメリカ(南米アマゾン)に生息する豹は “jaguar” です。”leopard” より少し体が大きいです。
熊
bear【béər】
写真は「ツキノワグマ」です。
ヒグマ→brown bear
シロクマ(ホッキョクグマ)→polar bear
マレーグマ→(Malayan) sun bear
ツキノワグマは、”black bear” と呼ばれることの方が多いです。
アライグマ
raccoon(racoon)【rækúːn】
「ラクゥ―ン」
会話などでは “coon” とも呼ばれます。
タヌキ
raccoon dog
そのまま “tanuki” と呼ばれる場合もあります。
タヌキはイヌ科のタヌキ属です。
パンダ
(giant)panda【pǽndə】
「パァンダァ」と、「パ」にアクセントを置きます。
レッサーパンダ
lesser panda
red panda
lesser は「より小さい」の意味。動植物名で「小型種の」という意味で用いられます。
物理的に「より小さい」は英語で “smaller” です。
一般的には “red panda” と呼ばれることが多いです。
コアラ
koala【kouɑ’ːlə】
そのままですが、発音は「コゥアーラァ」のような感じになります。
“koala bear” と書かれることもあります。
オーストラリアに多く生息する「有袋類」は “marsupial” (マㇽスピアㇽ)と言います。
カンガルー
kangaroo【kæ`ŋgərúː】
発音は「カングァルー」の「ル」にアクセントを置きます。
写真はカンガルー類の「ワラビー」です。英語でもそのまま “wallaby”(ワァラビィ)。
カンガルーとワラビーの違いは単純に大きさです。ワラビーが小型サイズで、平均体重が25kg以下のものを指します。
イタチ
weasel【wíːzəl】
「ウィーゼㇽ」 のように発音します。
weasel は「こそこそする人」「ずるい人」の意味もあります。
“weasel out” で、「(責任を)回避する」「とぼける」。
イタチって、そんなイメージなんですね。『ロジャー・ラビット』に出てきますが、やはり悪者役です。
キツネ
fox【fɑ’ks | fɔ’ks】
発音は「ファクス」または「フォクス」です。
“fox” はスラングで、「ずる賢い人」や「セクシーな女性」の意味で使われることも。動詞では「だます」「欺く」の意味があります。形容詞にして “foxy” で用いることもあります。
基本的にキツネは “fox” ですが、特に雄ギツネのことを指しています。
「雌ギツネ」は “vixen”(ヴィクセン) で、こちらも “fox” と同じく、「セクシーな女」の意味として使われます。他に「意地悪な女」「うるさい女」の意味もありますが、やや古い表現です。
鹿
deer【díər】
発音は「ディアァ」です。
日本の鹿は “Shika deer” と表記されます。
雄鹿のツノは、春になると自然に落ち、新しいツノが生えてくるそうです。
赤鹿(赤褐色の毛をしている)→red deer
ダマ鹿(毛は黄褐色で白い斑点がある)→fallow deer (学名は Dama dama)
雄雌、子供で言い分けられます。
雌鹿→ hind、doe
小鹿→ fawn
※buck はトナカイ、ヒツジ、ウサギなどの雄にも使います。
※stag は特に5歳以上の赤鹿に使います。
※hind は特に3歳以上の赤鹿に使います。
※doe はトナカイ、ヒツジ、ウサギなどの雌にも使います。
“doe” は『ドレミの歌』の歌詞に出てきます。
♪”Doe, a deer, a female deer”♪
(ドー(雌鹿)は鹿、メスの鹿)
トナカイ
reindeer【réindìər】
「レインディアァ」となります。
単数形も複数形も同じです。
クリスマスソングは『赤鼻のトナカイ』は、”Rudolph the Red Nosed Reindeer” で、「ルドルフ」というのは、歌に出てくる赤鼻のトナカイの名です。
猿
monkey【mʌ’ŋki】
ape【éip】
“monkey” の発音は「モンキー」よりも「マンキー」の方が近いです。
“monkey around” で「遊びまわる」「ふざける」の意味
写真は「キツネザル」の種類です。
小型の猿は “monkey” ですが、類人猿は “ape”(エイプ) です。(チンパンジーやゴリラ、オラウータンなど、尻尾がないか短いのが特徴)
映画『猿の惑星』の原題は “Planet of the Apes”
キツネザル→lemur
メガネザル→tarsier
リスザル→squirrel monkey
テングザル→long-nosed monkey、(proboscis monkey)
日本ザル→Japanese macaque(monkey)
マントヒヒ→hamadryad baboon ※「ヒヒ」は “baboon”
ape
テナガザル→gibbon、(long-armed ape)
チンパンジー→chimpanzee
ゴリラ→gorilla
オラウータン→orangutan ※発音は「オラングタン」なので注意!
ナマケモノ
sloth【slɔ’ːθ, slóuθ | slóuθ】
発音は「スロォス」です。
名詞で「怠惰」「ものぐさ」の意味でもあります。
“slow”(遅い)に由来しています。
うさぎ
rabbit【rǽbit】
hare【héər】
それぞれ、「ラビッㇳ」、「ヘアー」と読みます。
主に飼いうさぎは “rabbit” と呼ばれ、 “hare” は野うさぎを指し、rabbit より大きくて、耳とうしろ足が長く、尾が短いです。
他に、”bunny” は口語表現の可愛い言い方で子供が使うような言葉で「ウサギちゃん」のようなニュアンスになります。
イソップ童話の『ウサギと亀』は、英語では “The Hare and the Tortoise” となります。
リス
squirrel【skwə’ːrəl | skwír-】
発音は「スクワァラル」もしくは「スクウィラル」のような感じです。リス科の動物全体を指します。
「物を蓄える人」の意味もあり、動詞では「~を大切に貯蔵する」「蓄える」で、
“squirrel away” 「(金など)を(隠して)蓄える」
“squirrel out of” で「~から抜け出そうとする」
のようにも使います。
ムササビ→ flying squirrel
モモンガ→ small Eurasian flying squirrel
モグラ
mole【móul】
発音は「モゥル」です。
「(体制内に潜伏している)スパイ」や「(新聞、テレビに)秘密情報を提供する人」の意味もあります。
他に「ほくろ」「あざ」や「防波堤」も同じ綴りで、同じ発音です。
羊
sheep【ʃíːp】
発音は「シープ」です。
単数形、複数形は同じ形です。
細かく分けると、
雄羊→ ram 【rǽm】
雌羊→ ewe 【júː】
子羊→ lamb【lǽm】
※雌羊は「ユー」と読みます。
他に、「羊の毛」は “wool” 「羊の肉」が “mutton” 「子羊の肉」は “lamb” です。
“sheep” は、「温良な人」「気の弱い人」「臆病者」などの意味もあります。
“black sheep” はスラングで「(家族・仲間内の)厄介者」の意味。
ヤギ
goat【góut】
発音は「ゴートゥ」となります。
雌ヤギ→ nanny goat
子ヤギ→ kid
“kid” は人間の子供と同じですね。
ヤギは繁殖力が高いため、好色のイメージもあるようです。
豚
pig【píg】
「ピグ」 と言います。
主に「豚」は “pig” ですが、食用の去勢された大きな雄豚を “hog” と言います。
(去勢していない)雄豚→ boar
より大きい雌豚(母豚)→ sow
子豚→ piglet
専門的な言葉で「豚」の集合的な呼び方、 “swine”(スワイン)という言葉もあります。
「豚インフルエンンザ」は “swine influenza (flu) です。
「イノシシ」は “wild boar” や “wild pig” と呼ばれます。
家畜化されているものが「豚」で、野生化の豚が「猪」です。
最後に
いかがでしたでしょうか。動物の英語、意外と難しかったですね!
動物園に行った時は、名前表示が英語で書かれているところも多いので、ぜひチェックしてみてください。
次回はズーラシア動物園に行きたいな~と考えています。