

”How are you?” の答え方は、学校で “I’m fine, thank you. And you?” と覚えた方は多いと思います。
“How are you?” は「お元気ですか?」という意味はありますが、会話を始める前置きのようなもので “Hi!” や “Hello!” と同じ挨拶で、特に深い意味のある質問というわけではありません。中には “How are you?” に、”How are you?” と返答することもあります。
なので、身構えることはなく、定番表現を丸ごと覚えて軽く挨拶ができるようにしたいですね。
答え方は、”I’m fine, thank you. And you?” も決して間違いではないですが、ほかの表現もたくさんあり、覚えておくと会話のバリエーションが広がるので、ぜひチェックしてみてください。
今回は、”How are you?” の答え方を「元気な時」「普通の時」「調子が悪い時」で分けていくつかご紹介します。

【英語の挨拶】”How are you?” の答え方
元気な時の答え方
I’m good. / Good.
(元気です。)
一番基本的な返事で無難です。回答に迷ったら、このフレーズを言っておけば間違いはないでしょう。
“Good.” だけ言うとカジュアルな表現です。
I’m doing well.
(元気にやってるよ。)
特に “How are you doing?” と聞かれた時に答える回答で、”How are you?” と聞かれた時にも答えられます。
I’m great. / Great.
(すごく元気です。)
とても調子がいい状態の時に使えます。”Great!” “I’m feeling great.” “I feel great.”も言えます。
I’m really good.
(とてもいいよ。)
“really” を付けて強調すれば、とても調子がいいことが表現できます。
Excellent!
(最高です!)
Awesome!
(最高です!)
Perfect.
(完璧だよ。)
すごく調子や気分がいい時に使えます。
全てのことが順調であるというニュアンスです。
普通の時の答え方
I’m fine. / Fine.
(まぁ元気です。)
こちらは私が中学時代、教科書に登場するおなじみのフレーズでした。
厳密に言うと、この答えは自分が調子が悪くて、相手が心配して状態を聞いてきた時に「大丈夫です。」という意味で答えるのが自然になります。
そういう場合以外の返事でも使いますが、元気というよりは「まぁ大丈夫です。」というニュアンスです。
カジュアルに、”Fine.” だけも言えます。
I’m pretty good. / Pretty good.
(けっこう元気です。)
“pretty” をつけることで、「まぁ元気かな。」「わりと元気だよ。」のニュアンスになります。
Not bad.
(悪くはないよ。)
“Not too bad.” ”Not so bad.” この2つも同じような意味になります。この時、”I’m” はつけません。
I’m alright / OK.
(まぁ、元気です。)
「実際はあんまり元気はないけど、大丈夫です。」のようなニュアンスになります。
ただし、言い方や表情により意味はポジティブにもネガティブにもなります。
Can’t complain.
(悪くないよ)
直訳は「不満は言えない」で、「悪くないよ。」「まぁまぁだよ。」の意味となります。
「不満を言うほど悪くない」というニュアンスです。
So-so
(まぁまぁです。)
どちらかと言うと「あまり機嫌(気分)がよくないのかな?」と思われるかもしれません。
調子が良くない時の答え方
I’m not doing so well.”
(あまり調子がよくありません)
「あまりよくいっていません。」で調子が悪いことが分かります。
I don’t feel good.
(あまり調子(気分)は良くないです。)
I feel sick.
(調子が悪いよ)
I’m feeling a bit under the weather.
(少し体調が悪いんだ。)
“feeling under the weather” は「具合が悪い」の意味で、体調が悪い時によく使われるイディオムです。
Not so good.
(あまり良くないよ。)
Pretty bad.
(あまり良くないよ。)
・I’m so tired.
(とても疲れています。)
“I’m exhausted” も言えます。
I’m coming down with a cold.
(風邪気味です。)
“come down with~” で「何かの病気になる」の意味で、進行形にすると「何かの病気っぽい」ことが表せます。
I’m terrible.
(最悪です。)
かなり悪い状態です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
“How are you?” の答え方をいくつかご紹介しました。
言葉の意味もありますが、一番大切なのは表情やイントネーション。
ひと言で “Pretty good.” と言っても、言い方によって相手への印象は変わってきます。
最初に書いたように “How are you?” は、会話を始める前置きのようなもの。
“Good.” と答えたら相手にも “How about you? と聞き返してみたり、もし “Not so good.” と答えたなら、その理由も付け加えるようにしたいですね。
“How are you?” 以外の挨拶についての記事はこちらです。