『マイ・インターン』英語で味わう映画の世界【英語字幕鑑賞記録】

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今回は私のお気に入りの映画のひとつ、

『マイ・インターン』のセリフから英語を学びます。

まず、『マイ・インターン』の原題は『The Intern』なので覚えておきましょう。

タイトルを英語の原題で覚えておくことは、映画について英語で語りたい場合に、とても重要です。

『マイ・インターン』はオフィス内の会話が多いですが、かしこまったビジネス英語ではなく、現代的でカジュアルな会話が多く使われています。

主演はアン・ハサウェイとロバート・デニーロ、もうこれだけで最強ですね。

適度なスラングに、シンプルで軽快な表現が盛りだくさんで、今日からすぐに使ってみたくなる表現がたくさん出てきます。

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今回は、『マイ・インターン』からの英語表現を8つ選びました。ぜひ参考にしてみてください。

『マイ・インターン』英語で味わう映画の世界【英語字幕鑑賞記録】

 

邦題:マイ・インターン

原題:The Intern

2015年アメリカ

 

監督・脚本・製作

ナンシー・マイヤーズ(Nancy Meyers)

 

主な出演者

ロバート・デ・二―ロ(Robert De Niro)

アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)

レネ・ルッソ(Rene Russo)

アダム・デイヴァイン(Adam DeVine)

 

あらすじ

70歳のベンは、妻に先立たれ3年、ポッカリ空いた穴を埋めたいと考えていた。

ある日オンラインファッション通販会社のシニアインターン募集の広告を目にして、応募します。

晴れて合格し、自分より40歳も年下の女社長ジュールズの下で、インターンとして働くことなり…。

 

『マイ・インターン』映画の中のセリフ

1、make it happen

Let’s make it happen.

行動あるのみ

ベンが出勤前に鏡に映る自分に向かって言うセリフ。

直訳すると「それを起こさせよう」

“make it happen” で「実現させる」という意味の熟語なので、”Let’s make it happen.” は「実現させよう」「やってみよう」という日本語に訳せます。

日本語字幕では「行動あるのみ」になっていて、「実現させるには、行動しよう」

の意味が含まれています。

ベンはこの言葉通りに自分から行動を起こしていき、たちまちオフィスの人気者になりオフィスの欠かせない存在になります。

 

2、force of habit.

Jules:You know, you don’t actually have to keep doing that.

いちいち立たなくても

Ben:Well, force of habit.

いつものクセで

ジュールズがピザを持って残業中のベンに近づくと、ベンがすぐに立ち上がるので交わされた2人の会話。

“force of habit” 「習慣/クセの力」で「いつものクセ」の意味となります。

She brushed her teeth from force of habit as soon as she woke up.

(彼女は起きるとすぐに、いつもの習慣で歯を磨いた。)

 

3、Pull it together.

Pull it together.

しっかりしろ

ジュールズが母親に誤送したメールを削除するために、母親の自宅に忍び込むベン一行。家に入るなり警報機が鳴り、慌てるデイビスに言ったベンの言葉。

“pull it / oneself together” は「立て直す」、「気を取り直す」、「気持ちを落ち着かせる」の意味となります。

特に命令形で使われることが多く、相手が何かで取り乱している時に、落ち着かせたり、励ます時に使える表現です。

I have to pull myself together.

(私がしっかりしなくては。)

 

4、all good.

Got a lot of work to do. It’s all good.

仕事がいっぱいあるから。大丈夫

具合が悪そうなベンを見て心配するみんなに言ったセリフ。

ほかの場面でも、ベンのセリフで何度か登場します。

“all good” は「全て順調です」「問題ない」「大丈夫」の意味として使われる、カジュアルな口語表現です。

“That’s ok.” “No problem.” “Everything is fine.” と、ほぼ同じ意味です。

 

5、to be chill

I tried to be chill.

落ち着こうとしたんだ

”chill” は「肌寒い」「ひんやりする」の意味の他に、動詞で「リラックスする」「落ち着く」「くつろぐ」などの意味で使われます。“chill out” も同義語です。

また、“chill out” は「遊びに行く」の意味もあります。

特に遊ぶ目的を決めずに、街をブラブラしたり、カフェや家でのんびり過ごすことのニュアンスです。

I’m chilling in my room now.

(部屋でまったりしているよ。)

What if we will chill out tonight?

(今夜一緒に遊ばない?)

 

6、have a ball

I’m currently working as an intern, having a ball.

最近インターンになり、楽しんでいる

ベンがフィオナとの初デートで、改めて自己紹介をした場面。

“have a ball” は、「大いに楽しむ」という意味の口語的表現です。

ここでの “ball” は、「球」「ボール」ではなく、「舞踏会」の意味です。「舞踏会」=「楽しいひととき」から由来されたイディオムです。

“have balls” と、複数形にすると、「根性、度胸がある」「ずぶとい」などの全く違う意味のスラングになってしまうので注意してください。

How was the party last night?

(昨晩のパーティはどうだった?)

It was great ! We had a ball !

(とても良かったよ!すごく楽しんだよ!)

 

7、sleep on it.

I slept on it.

一晩考えたわ

ジュールズが、新しいCEOを雇うか否かの決断を、仕事前にベンの自宅まで決断を伝えにきた場面。

“sleep on it” 直訳は「その上で寝る」

「一晩考える」「時間をおいて考える」の意味となります。

日本語でも時間を少し置いて考えたい時に、「一晩寝かせる」や「少し寝かせる」などと言いますね。

Let me sleep on it.

しばらく考えさせて

 

8、I like your~

I like your house so much, by the way.

ところで、いいお宅ね

ベンの自宅を訪ね、仕事の話をした後に、ジュールズが言ったセリフ。

“I like your~” は、人の持ち物などを褒める時に気軽に使える表現です。

“so much” で強調され、「とってもいいね」のニュアンスになります。

“like” の代わりに “I love~” も、特に女性がよく使う表現で、カジュアルに褒めることができます。

I love your dress!

(あなたのドレスとっても素敵ね!)

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

映画には、実際にネイティブが使うカジュアルでナチュラルな表現がたくさん出てくるのでとても実用的です。

特に『マイ・インターン』のように、楽しく、何度見ても飽きない映画なら教材として最適ですね。

まずはシンプルなものから少しずつ覚えて、自分の使える英語を増やしていきましょう!