今回は私のおすすめのドキュメンタリー作品をご紹介します。
ドキュメンタリー作品を見ることは、英語の勉強以外に、学べることが多くあります。
ドキュメンタリーは、会話よりもナレーターが説明していることが多いので、英語レベルは映画やドラマよりも少し難しいかもしれません。
まずは日本語で内容を確認してから、英語字幕でもう一度見るのがおすすめです。
知らない言葉などが出てくると難しいと感じるかもしれませんが、きっと語彙力は大幅に上がるでしょう。
今回はNetflixで見ることのできる、自然・動物に関するドキュメンタリー作品を6つご紹介します。
ぜひ作品選びの参考にしてみてください。
もくじ
おすすめのドキュメンタリー番組7選!自然・動物偏【Netflix】
1、テイルズ・バイ・ライト:光の紡ぐ物語
原題:Tails by light
2015~ / オーストラリア
シーズン1~3
テイルズ・バイ・ライト: 光の紡ぐ物語 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
『テイルズ・バイ・ライト:光の紡ぐ物語』はNetflixのオリジナル作品で、写真家や映像作家が世界を巡り、各地の人々や風景、動物生、文化に触れ、映像化したドキュメンタリーシリーズです。
写真家や映像作家によるストーリーなだけあり、惹き付けられる映像が満載で目が離せません。
どれも貴重な映像が盛りだくさんで必見。自分の知らない世界に感動しっぱなしです。
シーズン2からは1つの話が2話の構成で制作されていて、約20分ずつ前編と後編に分かれています。
私が特に好きなエピソードは、シーズン2の『誤解されたプレデター』、シーズン3の『貧困に生きる子供たち』、『楽園に忍び寄る脅威』です。
『貧困に生きる子供たち』は俳優のオーランド・ブルームも出演しています。
どれも涙なしでは見られません。ぜひチェックしてみてください。
2、OUR PLANET 私たちの地球
原題:OUR PLANET
2019 / イギリス
シーズン1、エピソード8
OUR PLANET 私たちの地球 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
自然、動物、環境問題のドキュメンタリーと言ったらデイビッド・アッテンボローなしでは語れません。
デイビット・アッテンボロー(David Attenborough)はイギリスの動物学者、植物学者、プロデューサー、作家、ナレーター。
彼の作品では、美しく衝撃的な映像がたくさん見られます。地球は本当に美しくて素晴らしいです。
そして気候変動の影響で地球の様々な場所で何が起こっているのか、『Our Planet』を通して分かります。
地球上で起こっていることは決して他人事ではありません。
このような状況になった原因は、紛れもなく私たち人間…。
そして一番の犠牲者は純粋で美しい動物たちです。
今、私たちに何ができるのか『Our Planet』を見て1人1人が考える必要があります。
3、ダンシング・ウィズ・バード 驚きの求愛ダンス
原題:Dancing with the birds
2019年 / アメリカ / 51分
ダンシング・ウィズ・バード 驚きの求愛ダンス | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
まだ自分の知らない、美しく魅惑的、そしてちょっと変わった不思議な鳥たちが世界に存在していることを、『ダンシング・ウィズ・バード』を通して知りました。
タイトルどおり、鳥たちの行動は驚きの連続で、画面にくぎ付けになってしまいます。
鳥には興味ないという人にも、ぜひ見てもらいたい作品です。
テーマが重いドキュメンタリーを見ることも時には大切ですが、ちょっと息抜きも必要。
そんな時は、ぜひ『ダンシング・ウィズ・バード』を見て、鳥たちに癒されてください。
4、プラスチック・オーシャン:プラスチックの海
原題:A plastic ocean
2016 / イギリス、香港 / 100分
誰でも海洋プラスチック問題について、一度は耳にしたことはあると思います。
ドキュメンタリー映画『A plastic Ocean』を見れば、私たちの普段使っているプラスチックが美しい海と動物に、どのような影響を与えているのかが分かります。
「海外のことだから関係ない」ということはありません。
実際にリサイクルされているプラスチックゴミはほんのわずかで、約10%程度と言われています。
日本のプラスチックゴミの一部は海外へ輸出されていて、そこから海へ流れ出てしまう可能性もあります。
海外へ輸出されていなくても、悲しいことに私の地元の海には夏になると、飲み終わったペットボトルやビニール袋が捨てられて残っている光景が未だに見られます。
何気なく捨てている私たちのプラスチックゴミが、海の魚たちに悪影響を与えているかもしれません。
『A Plastic Ocean』をたくさんの人が見て、多くの人の意識が変わっていけばいいなと思います。
「もうこれ以上、動物たちを犠牲にしたくない!」と『プラスチック・オーシャン』を見て強く思いました。
5、チェイシング・コーラル ー消えゆくサンゴ礁ー
原題:Chasing Coral
2017 / アメリカ / 93分
チェイシング・コーラル -消えゆくサンゴ礁- | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
サンゴ礁の白化現象についても、ニュースで見たり聞いたりしたことはあるのではないでしょうか。
でもサンゴ礁について実際に詳しく知っている人はどれくらいいるでしょう。
私も、このドキュメンタリー番組を見るまで、サンゴ礁のことをよく知りませんでした。
サンゴ礁の白化のニュースを目にしたことはありましたが、正直いまいちピンときていませんでした。
サンゴ礁は住む環境が悪くなることで、白くなり、状態がさらにひどくなると、死滅してしまうそうです。
住む環境が悪くなければサンゴ礁が死ぬことはないと言われているのです。
永遠に生きると思われていたサンゴ礁が水温上昇のために白化し、様々な場所で失われつつあります。
サンゴ礁が死滅することは、他の多くの海洋生物の生きる場所が失われることも意味します。
『チェイシング・コーラル』を見ればもっとサンゴ礁、そして今の危機的状況について理解できます。ぜひチェックしてみてください。
6、私たちの地球ーメイキング
原題:Our Planet- Behind the Scenes
2019 / イギリス / 63分
私たちの地球 - メイキング | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
シリーズ編で紹介した『Our Planet』 のメイキング版です。
『Our Planet』 の映像は4年の年月をかけて撮影されています。
視聴者の私たちは家から簡単に視聴ができますが、その裏での制作者たちの努力があってこそです。
それだけ伝えたいメッセージがあるということ。
彼らは撮影により、気候変動の影響を目の当たりにしています。
ラストシーンはかなり衝撃で、目を背けたくなると思いますが、しっかり見て現実を知る責任が私たちにはあると思います。
このドキュメンタリー映画からのメッセージを受け取り、今日から地球のために行動を変えていくべきです。
他のデヴィッド・アッテンボローによるドキュメンタリー作品はどれもおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は自然や動物に関する、私のおすすめのドキュメンタリー映画を5つご紹介しました。
自然、動物と言ったら、切っても切り離せないのが環境汚染、気候変動の問題です。
今回紹介したようなドキュメンタリー番組を見ると、多くの人が「私たちに何ができるのだろう」と考えるでしょう。
まずは真実を知ることが、大事な第一歩だと思います。
今回は英語学習とは少し離れてしまいましたが、最初に書いたように日本語字幕で見てから、英語字幕で見るとさらに理解が深まります。
ぜひご自身の知識と学習、両方に役立ててください!