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映画のタイトルで英語の勉強!原題と邦題が違う映画 カタカナだけど原題と違う映画6選

映画は、万国共通盛り上がれる話題です。しかし、海外映画のタイトルは日本人に分かりやすく、そして映画を見たくなるようにするために配給会社がタイトルを変えています。

でも英語で会話する時に、映画のタイトルが一致しないことには、話しが始まりませんよね。特に自分の好きな映画や、話題の映画は原題もチェックしておくことをおすすめします。

今回は、邦題がカタカナで英語っぽいけど、原題とは違うタイトルの映画を集めてみました。タイトルから英語の勉強も少しできるようになっています。

 

邦題がカタカナだけど原題と違うタイトルの映画6選(パート①90年代~2000年前半)

 

ルームメイト

 

原題:Single White Female

1992年アメリカ 

 

 

恋人サムと同棲していた主人公アリーは、ケンカをしてサムを家から追い出してしまいます。アリーは新しいルームメイトを募集することに。広告を見てやって来たヘディを気に入り、一緒に暮らし始めることにします。

徐々に仲良くなっていく2人ですが、ヘディの不可解な行動が次第に気になるようになります。

 

原題の "Single White Female" は、日本語にすると『独身・白人・女性』でルームメイト応募の条件のことを指しています。

 

ちなみに2011年のアメリカ映画に "The Roommate" という映画もあります。邦題は同じく『ザ・ルームメイト』です。邦題は "The" は省かれることが多いですが、1992年の映画『ルームメイト』と区別するために「ザ」を付けたのかと思われます。

日本では女優の深田恭子北川景子共演の2013年11月に公開された映画『ルームメイト』がありますが、3作品とも特に関連性はありません。

ただ、3つともルームメイトが不可解な行動をしていくスリラー映画という点は同じです。

 

 

マイ・フレンド・フォーエバ

原題:The Cure

1995年アメリ

 

 

エリックの家の隣に引っ越してきた少年はHIVに感染していた。少年の名はデクスター。最初は警戒していたエリックでしたが、徐々に仲良くなり、深い友情が芽生えます。ある日2人は「ニューオリンズエイズの治療薬が見つかった」という雑誌の記事を目にし、ニューオリンズにつながっている川を下る旅に出ることに。  

 

 "Cure" は名詞で「治療」「回復」「治療法(薬)」の意味です。

 

日本語タイトルの『マイ~』とつくものは多いです。

1996年『マイ・ルーム』

原題:Marvin's room

 

1998年『マイ・フレンド・メモリー

原題:The Mighty

 

2015年『マイ・インターン

原題:The Intern

 

2015年『マイ・ベスト・フレンド』

原題:Miss You Already

 

逆にこちらの映画は原題に "My" がついているのに邦題は『マイ』がついていません。

1997年『ベスト・フレンズ・ウェディング』→原題:My Best Friend's Wedding

長くなるから省いたのでしょうか??

 

 

アンドリュ―NDR114

原題:Bicentennial Man

1999年アメリ

 

 

近未来に家族と暮らすリチャード・マーティンは、人間型家事ロボット「NDR114」を購入。リチャードの娘アマンダが「アンドロイド」を「アンドリュー」と聞き違えたことから、そのロボットは「アンドリュー」と名付けられました。一緒に暮らしているうちにリチャードは、アンドリューに、感情や個性、独創性を持っていることに気付きます。

そしてアンドリューに人間のこと、知識、教養などを教えていきます。徐々に自我を持つようになるアンドリューは、もっと人間のようになりたいと思うようになり...。

 

原題は原作となった小説のタイトル "The Bicentennial Man"(バイセンテニアル・マン) からつけられています。

"bicentennial" は、「200年間続く」「200周年」という意味です。「200周年」は "200th anniversary" も同じ意味です。

ちなみに「100周年」は "centennial" か、 "100th anniversary" になります。

この映画は、アンドリューの生きた200年間の物語です。 

 

 

インビジブル

原題:Hollow Man

2000年アメリ

 

 

「生物の透明化と復元」を研究しているセバスチャンと彼のチームは、すでに動物を透明にすることに成功させていました。しかし透明化した動物は時間がたつと狂暴化してしまい、復元することには成功していません。やがてセバスチャンは、復元薬の開発をし、自ら人体実験を行うことに。

透明になったセバスチャンでしたが、復元薬は失敗に終わってしまいます。チームのメンバーたちが研究を進める中、セバスチャンは透明のまま過ごすことに。彼は徐々に苛立ち、透明人間であることを利用して犯罪を犯すようになります。

 

原題の "Hollow man" の "hollow" は形容詞で「空(から)の」「うつろの」「実質のない」という意味があります。

邦題の『インビジブル』は英語 "invisible" で「目に見えない」の意味。この映画の原案となったH.G.ウェルズの小説が "The Invisible Man" (邦題『透明人間』)というタイトルです。映画の原題も "The Invisible Man" にする予定でしたが、使用権の問題で使えなかったそうです。

 

 

ハート・オブ・ウーマン

原題:What Women Want

2000年アメリ

 

 

主人公のニックは女性に対しては自信満々。仕事は広告代理店のクリエイティブ・ディレクター。たばこやお酒などの男っぽい商品の広告を扱ってヒット商品を飛ばしてきました。

ある日突然、他の会社からヘッドハンティングされてやって来た女性ダーシーが、自分の上司として就任することになりショックを受けるニック。

ダーシーの就任を機に、会社は女性向けの広告をつくる方針へ変わってしまいます。

そんなある日、ニックは自宅の風呂場で転倒してしまい、それをきっかけに周りの女性の声が聞こえるようになるのです。

 

邦題『ハート・オブ・ウーマン』を英語にすると "Heart of Women" で「女性の心」という意味です。"Women" は "Woman" の複数形です。ニックは周りの女性、全ての声が聞こえるようになっているので、もし英語に直すとすれば複数形の "Women" が正しくなります。

 

1人の女性を指す場合は "a woman" にしなくてはなりません。"women" の発音は「ウィメン」です。ちなみに単数形 "woman" の発音も「ウーマン」より「ウォメン」の方が近くなります。

日本語は、単数形と複数形の概念がないので、カタカナ英語にする時は単数、複数に関わらず「ウーマン」が自然でしょう。そのため、発音を含め、カタカナ英語には注意しなくてはなりません。日本人に多い間違いのひとつは、単数形と複数形の区別を忘れることです。

日本語では「女性たち」にしないで「女性」だけでも、複数としてとらえられますよね。

逆に英語圏のネイティブにとったら、"Heart of Woman" は不自然です。"a woman" にするか "women" にしないとなりません。

ちなみに、1992年の映画『セント・オブ・ウーマン』の原題は "Scent of a Woman" です。 

 

原題は "What Women Want" 日本語にすると「女性が望むもの」です。

この映画のリメイク版、"What Men Want" が、今年の2019年2月にアメリカで公開されました。女性の主人公が、男性の声が聞こえるようになってしまうという、男女の立場が逆になっています。

日本のタイトルは『ハート・オブ・マン』。劇場未公開で、今年6月にDVDレンタル開始されています。

 

 

キューティ・ブロンド

Legally Blonde

2001年アメリ

 

 

主人公のエル・ウッズは大学でファッションを学ぶ女子大生。おしゃれが大好きで、成績は優秀。

しかし大学卒業前になって、彼氏のワーナーに「上院議員を目指したい。ブロンドの髪をした女性は将来の妻にふさわしくない。」という理由で振られてしまいます。

エルは、それをきっかけにワーナーと同じハーバード大学ロースクールを受験。猛勉強の末、見事ハーバードに合格します。

 


原題は "Legally Blonde" です。"legally" は 「法律的に」「合法的に」の意味。

"blonde" は「金髪(女性)」の意味で、主に金髪の女性に対して多く使われる言葉です。フランス語と同じように、最後の "e" を取った "blond" が、主に男性に対して使われていましたが、現在では男女区別せずに "blond" を用いるようになっています。

タイトル、"Legally Blonde" は、法律用語の "legally blind" (法律上の失明)という言葉とかけているものです。「アメリカの法律で定義された基準以下の弱視」の意味です。

 

最近は減っていると思いますが "blonde" というとアメリカではよく「セクシーだけど頭が悪い」というレッテルが貼られることがあります。この映画の主人公エルも、服は派手、髪は金髪。そのせいで恋人に振られてしまいますが、実際は成績優秀で、ハーバード大学に一発合格し、弁護士を目指すという「金髪女性は頭が悪い」というイメージを覆す内容となっています。

 

 

まとめ

今回は、カタカナ英語なのに原題とは違う映画を6つご紹介しました。一部が違うものもあれば、全く違うものも...。

日本語になっているタイトルなら原題と違うことは明らかですが、カタカナだと紛らわしいですよね。「これはタイトル、同じでしょう。」と思っていたものが違っていたりすることが多々あります。