英語と意味が違う和製英語10選【ファッション・ビューティー編】

普段使っているカタカナの言葉、英語っぽいけど実はその言葉、日本でつくられた、日本人のための、日本でしか通じない言葉かもしれません。

それは「和製英語」と言われるもので、れっきとした日本語です。

今回はファッション・ビューティーに関する和製英語を集めてみました。英語との違いを確認してみましょう。 

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英語と意味が違う和製英語10選!

 ファッションに関する和製英語

オーダーメイド

・tailor-made

・custom-made

・made-to-order

Tailor は「仕立て屋」という意味があり、主に紳士服や婦人用コート類をそれぞれ人のサイズを測って仕立てる人のことを言います。

動詞の意味では「仕立てる」「注文でつくる」です。

洋服以外でも tailor-made を使えますが、基本的には服を仕立てることの意味です。

custom-made は顧客の要望にそって商品をつくる意味として、洋服以外にカーテンや家具、車など、様々な場面で使えます。

made-to-order も custom-order と同様に幅広く使われています。

ワイシャツ

・dress shirt

・business shirt

・shirt

日本語でワイシャツと言われるようになった理由は、White shirt が「ワイシャツ」に聞こえてそう呼ばれるようになったという説があります。

Tシャツはそのまま英語でも T-shirt なのですが、ワイシャツは Y-shirt ではありません。

スーツの下に着るようなシャツのことは dress shirt や business shirt と一般的に言われています。

shirt だけでも「ワイシャツ」の意味で使えます。例えば「長袖のシャツ」と言いたい時は long-sleeve shirt、「半袖のシャツ」は short-sleeve shirt です。

ちなみに「ポロシャツ」はそのまま polo shirt となります。

polo shirt の起源は、馬に乗って行う団体球技 “polo”(ポロ)をする時に着ていたシャツであったことからきています。

ノースリーブ

・sleeveless

袖なしの服のことは英語で sleeveless と表現します。

This dress has no sleeves. と言えば、ワンピースに袖がないことが伝わります。

(※ワンピースも和製英語で、英語では dress となります。) 

名詞としての no-sleeve は和製英語なので、「ノースリーブのワンピースを探しています。」と言いたい時は、 “I’m looking for a sleeveless dress.”  と言えばよいでしょう。

ちなみに「タンクトップ」は英語でそのまま tank top、「キャミソール」はもとの言語はフランス語ですが、英語圏でも camisole という言葉が使われています。

リュックサック

・rucksack

・backpack

アメリカでは主に backpack がリュックサックの意味として使われています。

rucksack でも意味は通じますが日本語の発音の「リュックサック」より、「ラックサック」が近いです。

rucksack はもとの言語はドイツ語からきたもので、イギリスでは rucksuck が主に使われています。 

ビューティーに関する和製英語

マニキュア

・nail polish

英語の manicure の本来の意味は手全体のお手入れをすることを指します。

その中に爪をきれいにすることも含まれます。現代ではほとんど爪のお手入れの意味として使われています。

例えばマニキュアが欲しくて店員さんに ” I’d like to get a manicure.” と言ったら、ネイルサロンを紹介されるかもしれません。

日本では爪のお手入れをする職業の人をネイリストといいますが、英語では manicurist (マニキュリスト)と言います。

一方、足の爪のケアで使われている pedicure (ペディキュア)は手・爪全体のお手入れの意味である manicure の一種にもなっていますが、爪だけなく足全体のケアのことを言います。

例えば、かかとの角質を取ってきれいにしてもらったり、足全体、足裏などのマッサージも pedicure になります。

manicure も pedicure も語源はラテン語で manus(手)cura(手入れ)、pes(足)cura(手入れ)からきています。

メイク

・makeup

お化粧の意味として使われる「メイク」は英語ではmakeup(make-up)と言います。

make だけでは「つくる」なので「化粧」の意味では伝わりません。

更に句動詞の make up は「仲直りする」の意味もあります。

makeup は名詞なので I makeup everyday. とはなりません

「お化粧する(行為・動作)」は put on makeup. と言い、 

「お化粧している(状態)」は wear makeup. と表現します。

I put on makeup everyday.(私は毎日お化粧をします。) 

ついでに、化粧をしていないという意味で使われている「ノーメイク」も、和製英語です。

I’m not wearing makeup today.

(今日はお化粧をしていません。)

チーク

・blush

頬に色をつける頬紅のことを「チーク」と言いますが、 cheek は「頬」だけの意味なるので英語では、blush と言います。

brush は「ブラシ」「筆」の意味なので注意が必要です。

blush brush で「頬紅筆」となります。

リップクリーム

・lip balm

・chap stick

chap stick は主にアメリカ英語で、chap stick という商品名です。

chap には「ひび割れ」という意味があります。

他の言い方で「リップクリーム」は、lip balm が使われます。

cream はハンドクリームような柔らかく滑らかな乳化剤のものになります。

balm はミツロウやワセリンなどでつくられたクリームよりも固い半固形の軟膏剤です。

ピアス

・earring

・stub

日本では穴に通してつけるものを「ピアス」、穴に通さずにつけるものを「イヤリング」と分けられていますが、英語では耳につける装飾品は全て earring(s) と言えます。

特にピアスとイヤリングで言い分けたい時は、穴に通さないイヤリングを clip-on earring(s) 

ピアスのことを stub(s) もしくは piercing(s) と言います。

stub(s) は小ぶりのもので、垂れ下がったりしていないものです。

「ピアス」は英語の動詞 pierce 「突き刺す」「穴を開ける」からの由来です。

エステティックサロン

・spa

・beauty salon

「エステティック」はアメリカ英語で “esthetic” イギリス英語で “aesthetic” 。

「美的な」「美学の」という意味です。

esthetic の意味は学術的なニュアンスがあるので、日本で言う「エステティックサロン」は beauty salon や (beauty)spa と言われています。 

beauty salon は美容院の意味でも使われます。