私は独身時代から一人旅にもよく出ていて空の旅は慣れている方だと思うのですが、空港での搭乗手続きや入国審査は、毎回緊張してしまいます。
何も悪いことはしていないので、堂々としていればいいのですが。
英語の質問はある程度決まっているので、準備さえしておけば大丈夫です。
今回は空港での搭乗手続きと入国審査で使える英語をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

もくじ
空港で使える英語!【搭乗手続き・入国審査】
覚えておきたい空港で使える基本的な英語(搭乗手続き・入国審査)
departure gate:出国ゲート
boarding pass :搭乗券
boarding gate:搭乗口
carry-on baggage / hand baggage:手荷物
checked baggage:預けた荷物
baggage claim tag:手荷物引換証
baggage claim:手荷物受取所
Immigration / passport control:入国審査
Immigration officer:入国審査官
搭乗手続き
時間は航空会社によりますが、だいたい48時間前にインターネットで、オンラインチェックインをしておけば作業がスムーズに進みます。
座席も自分で前もって指定できますが、忘れてしまったり、時間がなかった時はチェックインカウンターで座席希望などができます。
・Could I check in, please.
・Check in, please.
(チェックインお願いします。)
Your passport, please. と言われたら、Hear you are. と言ってパスポートを見せます。
Where is your final destination?
(最終渡航先はどちらですか?)
答え
Tokyo.
これだけで大丈夫です。
My final destination is Rome.
乗り継ぎ先で聞かれる場合がありますね。
座席の希望
・I’d like an aisle(a window/a middle) seat.
・Could I have an aisle seat ?
(通路側(窓側/真ん中)の席でお願いします。)
※通路側の席は「アイㇽシート」です。
Could we get seats next to each other ?
(隣同志の席にできますか?)
荷物を預ける
スタッフ
Have you got any baggage to check in ?
(預ける荷物は何かありますか?)
・Haw many bags would you like to check in ?
・How many pieces of baggage would you like to check in ?
(荷物はいくつチェックインしますか?)
答え
I have two bags (suitcases).
(バッグ(スーツケース)2つです。)
※ この時、「荷物」の意味の “baggage” もしくは “luggage” を用いる場合は注意が必要です。
“baggage” は不可算名詞(数えられない名詞)なので、 複数形の “s” が付くことはありません。”two baggages” とは言えないのです。
「2つの荷物」と言う時は、”two pieces of baggage” と表します。
このようにも言えます。
My baggage is this one.
(私の荷物はこれひとつです)
スタッフ
Do you have anything fragile or flammable in your baggage?
(壊れやすいものや可燃性のものが荷物の中にありますか?)
答え
No, I don’t have anything.
(いいえ、何も持っていません。)
スタッフ
The boarding will start at 10:30 AM at gate 15.
(搭乗開始は15ゲートで10時30からです。)
たいてい搭乗券に時間と搭乗ゲートをマルで印をつけながら言ってくれるので、心配ありません。
全て終わったら “Thank you.” とお礼を言ってセキュリティチェック、出国ゲートへと進みましょう。
入国審査 Immigration
今まで10ヵ国以上は旅してきましたが、入国審査でいろいろ聞かれるという経験はありませんでした。いつも思っていたよりあっさりと終わってしまいます。
国や人にもよると思いますが、念のためどんな質問をされるか予想しておくと安心ですね。
国によっては機械式の入国審査 “e-passport” (electronic passport) が導入されていて、機械のみで審査官と話さずに通ることもできます。この場合、入国のスタンプはもらえませんが、通過時に職員にスタンプが欲しいことを伝えれば押してもらえます。
スタンプが欲しい場合は “Excuse me, can I get a stamp?” と言えば良いでしょう。
日本も導入しています。先に指紋登録が必要ですが、空港でフライト前に簡単にできます。
自動化ゲートを使わずに入国審査する場合、順番がきたら “Hello !” や “Hi !” と挨拶して、”May I see your passport ?” と聞かれたら “Here you are.” と言って差し出しましょう。
質問
What’s the purpose of your visit ?
(訪問の目的は何ですか?)
I’m here for sightseeing (business).
(観光(仕事)目的です。)
ただ単に “For sightseeing.” や “For vacation.” だけでも大丈夫です。
I’m a tourist.
(旅行者です。)
I’m here to see a friend (my family).
(友達(家族)に会いに来ています。)
質問
How long will you stay ?
(どのくらい滞在しますか?)
答え
I’ll be here for a week.
(1週間いる予定です。)
Two weeks.
(2週間です。)
これだけでも大丈夫です。
質問
Where will you stay ?
(どこに滞在する予定ですか?)
答え
I’ll stay at the Hilton Hotel in Manhattan.
(マンハッタンにあるヒルトンホテルです。)
At my brother’s house.
(弟の家です)
・I’ll stay at a relative’s home.
・I’ll stay with a relative.
(親戚の家に泊まります。)
最後に
いかがでしたでしょうか。
搭乗手続きや入国審査で使える英語は、ある程度予想ができるので、慌てずに受け答えができるようにしておきたいですね。
国や人によっても全然違うので、基本的な流れは把握しておきましょう。
それと、日本人に優しい人は多い気がします。入国審査で “Arigato” とか “Konnichiwa” って日本語で挨拶してくれる人もいました。全く無言で終わってしまう場合も…。ちょっと拍子抜けしちゃいますね。
それでは、Have a nice flight !