英語で「素晴らしい」と言いたい時、みなさんは何と言いますか?
“good” を思いついた人もいるかもしれません。
“good” は「良い」の意味で、“That’s good.” と言っても、「素晴らしい」というほどにはなりません。むしろ少し冷めている印象になってしまう可能性もあります。
“good” を使って言いたい場合は、
very good
so good
really good
などの形容詞を使うといいでしょう。
日本語にすると、「とてもいいね」のようなニュアンスになります。
今回は「素晴らしい」と最高に誉めたい時に使える英語表現を12個ご紹介します。
それぞれの言葉のニュアンスなどを知り、さまざまな場面で使い分けられるようにしましょう。
もくじ
「素晴らしい」の英語12選!感動した時や褒めたい時に使える
1、great
“great” は「素晴らしい」「すごくいい」の他、「偉大な」「すぐれた」の意味もあります。
“How are you?”(お元気ですか?)の挨拶の返事にも使えたりと、日常的に幅広く使えます。
特にアメリカで広く使われる言葉です。
I’m feeling great!
(素晴らしい気分です!)
He is a great teacher!
(彼は素晴らしい先生ですよ!)
2、wonderful
日本語でもお馴染みの言葉になっている “wonderful”、映画のタイトルなどでもよく見られますね。
“wonderful” は「素晴らしい」「驚くべき」「驚嘆すべき」などの意味があり、「驚くほど素晴らしい」というニュアンスになります。
どんな場面でも幅広く使えて便利な言葉です。
I had a wonderful time in Paris.
(パリで素晴らしい時間を過ごしました。)
What a wonderful woman!
(何て素晴らしい女性なんだ!)
3、terrific
「素晴らしい」「すてきな」「すごい」などの意味です。
同時に、「ものすごい」「ひどい」「猛烈な」の意味があり、例えば “terrific speed”(猛烈な速さ) や “terrific storm” (ひどい嵐) のような、「非常に大きかったり、激しい」を表現する時に使います。
There were terrific dishes at the party yesterday.
(昨日のパーティーでの料理は素晴らしかったです。)
This study result is terrific. We can see the silver lining!
(この研究結果は素晴らしいね。希望が見えてきたよ!)
silver lining:「希望の兆し」の意味のイディオム
4、blilliant
「素晴らしい」「優れた」「輝かしい」「鮮やかな」などの意味です。
”brilliant stars”(輝く星たち)”brilliant colors”(鮮やかな色)”brlliliant idea”(素晴らしい考え) など、いろいろな言葉と組み合わせられます。
アメリカとイギリス、どちらでも使われますが、ほめ言葉としてはイギリスでよく好んで使われる言葉です。
Her singing is really brilliant. It moved me.
(彼女の歌声は本当に素晴らしい。感動したよ。)
Paris is one of the brilliant cities. You should go there!
(パリは素晴らしい都市のひとつだよ。行った方がいいよ!)
5、fantastic
「素晴らしい」「素敵な」「すごい」「非常に良い」の意味で使われます。
「幻想的な」「奇想天外な」の意味もあり、「突飛なほどすごい」のようなニュアンスが含まれます。
Her dress is fantastic! Which brand is it?
(彼女のドレスは素晴らしいね。どこのブランド?)
The story is really fantastic. It’s worth reading.
(この物語は本当に素晴らしいよ。読む価値あるよ。)
6、amazing
“amazing” も「素晴らしい」「驚くべき」「びっくりするような」の意味で、 「驚くほど、素晴らしい」というニュアンスが含まれます。
讃美歌で有名な “Amazing Grace” は日本語では「素晴らしき神の恵み」「感動をもたらす恩寵」の意味となります。(Wikipedia参照)
All of his pictures are amazing. I want them all!
(彼の絵はどれも素晴らしい!全て欲しいよ!)
Your idea is amazing. I’m sure it will work out!
(あなたのアイディアは素晴らしい!必ずうまくいくよ!)
7、excellent
「素晴らしい」「優秀な」「優れた」「目覚ましい」の意味です。
学校の成績などでよく使われるように、才能や成績が、他と比べて大変優れているというニュアンスになります。
また、会話の受け答えで、肯定的な返事をする時にも使えます。その場合、「(たいへん)いいですね」と大きな賛同をしていることになります。特にイギリスでよく使われる表現です。
His English speaking skill is really excellent. It sounds almost native.
(彼の英語のスピーキングスキルは本当に素晴らしいよ。ほとんどネイティブに聞こえる。)
Would you like to get a cup of coffee?
(コーヒーでも飲みましょうか?)
– Excellent. I know a good place.
(いいですね、いいところを知っていますよ。)
8、marvelous
「素晴らしい」「素敵な」「驚くほど」「信じられない」などの意味があります。
“wonderful” と同義語になります。
発音は「マーヴェㇻス」のような感じです。
It’s a marvelous night view, isn’t it?
(素晴らしい夜景でしょ?)
What a marvelous discovery!
(なんて素晴らしい発見なんだ!)
9、magnificent
「素晴らしい」「壮大な」「見事な」などの意味です。
特にアメリカで使われる言葉で、発音は「マグ二フィセンㇳゥ」のような感じです。
What a magnificent scenery!
(何て素晴らしい(壮大な)景色なんだ!)
Your attitude was magnificent yesterday. I’m proud of you.
(あなたの昨日の態度は素晴らしかったね。尊敬します。)
10、awesome
“awesome” も「素晴らしい」「驚くほどの」「最高な」「すごい」という意味で特にアメリカで使われるカジュアルな表現です。
アメリカのスラングで、若者が使う言葉で日常的によく用いられます。
発音は「オォサム」のような感じです。
You cleaned it all up? You are awesome!
(全て君が片付けたの?素晴らしいね!)
What an awesome dinner! Are we celebrating something today?
(何て素晴らしいご馳走なんだ!今日は何かの記念日だっけ?)
11、fabulous
「素晴らしい」「素敵な」「信じられないほどの」「驚くべき」などの意味。
もとは「信じられないほどの」「驚くべき」の意味として使われていたものが、「素晴らしい」の意味としても使われるようになったスラングです。
”fab” と略されて使われることもあり、特に洋服や髪型などのファッションに対して使われることが多いです。
「信じられないほどの」の意味では、”fabulous price”(信じられないほどの金額)などと、お金にまつわることによく使われます。
Your new hairstyle is really fabulous. I love it!
(あなたの新しいヘアスタイル、本当に素敵ね。とても気に入ったわ!)
I spent a fabulous time with my girlfriend on the south island.
(僕は南の島で、ガールフレンドと素晴らしい時間を過ごした。)
12、incredible
“incredible” も、「信じられないほどの」の意味から、「素晴らしい」「すごい」の意味として使われるようになったスラングです。
「信じられないほど素晴らしい」のニュアンスで使えて、強いほめ言葉となります。
Is this your house? That’s incredible!
(これが君の家?何て素晴らしいんだ!)
He has an incredible memory.
(彼はすごい記憶力を持っているんだ。)
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した表現、感動した時や人を褒めたい時などに、どんどん使ってくださいね!