前回に引き続き、魚の種類の英語を勉強します。
魚の種類を言い当てるのは日本語でも難しいですよね。
日本は魚料理が豊富でおいしいので、英語で魚の話題になることもあるでしょう。
魚の名前を言えたらきっと役立つと思うので、ぜひ参考になさってください!
意外と知らない魚の英語①はこちらです。
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もくじ
意外と知らない?魚の英語11選
サンマ
(Pacific) saury【sɔ’ːri】
mackerel pike【mǽkərəl páik】
サンマ科の仲間は “saury” と言います。「ソゥリー」のような発音。
サンマは北太平洋に広く生息しています。
“mackerel pike”(メェカローゥパイク) も「サンマ」として言われることがあります。
“mackerel” は主に「サバ」ですが、青魚全般に使われます。
“pike” は「槍(やり)」や「矛(ほこ)」の意味です。
日本語でも漢字で「秋刀魚」と書き、「刀」の文字が入っていますね。
銀色で細長い形から、刀が連想されて付けられました。
スズキ
sea bass【síː bǽs】
釣り好きの人ならご存知でしょう。特に日本海にいるスズキは “Japanese sea bass” と言われたりします。名前の通り、海にいるバスです。
バス(bass)はスズキ目の総称で、ブラックバス(black bass)も同じ仲間の分類です。主に北米大陸に分布し、河川や湖沼に生息。日本には3種類が外来種として生息しています。
タツノオトシゴ
seahorse
頭が馬に似ていることで付けられた名前です。
日本語でも別名で「海馬(ウミウマ / カイバ)」の名があります。
タラ
cod【kɑ’d | kɔ’d】
codfish
「コッド」と発音します。
イギリスの名物 “fish and chips” の魚は “cod” です。
ちなみに「イクラ」は “salmon roe” です。
トビウオ
flying fish
トビウオはそのまま英語で “flying fish” なので、覚えやすくて安心しますね。
ナマズ
catfish 【kǽtfìʃ】
ナマズは “catfish” で、「猫魚」の意味。
ナマズの顔を思い浮かべてみてください。猫のようなヒゲがありますね!
ナマズの顔が分かれば、覚えやすいでしょう。
ニシン
herring【hériŋ】
「へリング」と読みます。
スウェーデンで主に生産されている「シュールストレミング(surströmming)」という、保存食の缶詰があります。
これはニシンを塩漬けしたもので、強烈な臭いで有名です。
「世界一臭い食べ物」とも言われているほどの臭さ。(私はまだ未経験です。)
他に、ニシンの酢漬けはクリスマスやイースターのお祝いでよく食べられます。
英語では “pickled herring” です。
フグ
puffer(fish)【pʌ’fər】
blowfish【bˈloufìʃ】
globefish【gˈloubfìʃ】
発音はそれぞれ、「パファ(フィッシュ)」「ブロゥフィッシュ」「グローブフィッシュ」で、それぞれ「フグ」の意味になります。
“puffer” は「プッとふくれる人(物)」の意味があり、フグ科全般に言えます。
“blow” は「(楽器などを)吹く」の意味があります。ラッパなどを吹く時に、ほっぺたがプクッと丸く膨らむことを、フグの丸い形に見立てています。
“globe” は「球体」。フグが丸い形をしていることから付いた名です。
毒のあるフグを生の刺身で食べる日本の食文化は、世界中でもよく知られていて “Fugu” でも通じる場合が多いです。
ブリ
yellowtail【jéloutèil】
Japanese amberjack【dʒæ`pəníːz ǽmbərd`ʒæk】
ブリの尻尾は黄色いので、英語では “yellowtail” と呼ばれます。
スーパーマーケットなどで売られている切り身のブリでは分からないですが、写真を見ると納得ですね。(上の写真では尻尾が写っていなくてすみません。)
“amberjack” はカンパチなど、アジ科ブリ属の魚のことを言います。
(地域によっても違いますが、ハマチは約40cm、ブリは80cm以上のもの)
英語では80cm以下でも、特に区別なく “yellowtail” 、”Japanese amberjack” と言います。区別する場合は、頭に “young” を付けるだけです。
マス
trout【tráut】
「トゥラウトゥ」のように発音します。
スーパーマーケットなどで「トラウトサーモン」という表示を見かけませんか?
あれは海で養殖されたニジマス(rainbow trout)です。
「トラウトサーモン」という名は魚の種類ではなく、日本で付けられた商品名です。
また、マスはサケ科の仲間でもあります。
川で産卵し海に下るもの→サケ
川などの淡水に住んでいるもの→マス
このような違いが言えますが、例外もあり、まだ正確な違いは分かっていないようです。
メダカ
Japanese killifish【dʒæ`pəníːz kílifiʃ】
Japanese rice fish
“killifish”(キリフィッシュ) は淡水などにいる小さな魚のことを言い、約1270種の種類がいます。”Japanese” をつけることで「メダカ」の意味に。
“Japanese rice fish” は、田んぼの周辺にいることで付いた名前。
そのまま “medaka” とも言われます。
『メダカの学校』を英語にすると、”A school of killifish” になりますが、英語に訳すと「メダカの群れ」という意味にもなります。(『メダカの学校』は日本の歌です。)
このように、魚の「群れ」を表す時には “school” が用いられます。
最後に
いかがでしたか。
ちょっと頭がパンク気味ですね!
魚を食べたり、見る機会があった時に思い出して、少しずつ覚えていってみてください。
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