今回はNHKのラジオ講座でおなじみのEnjoy Simple English Readersからおすすめの6冊をご紹介します。
Enjoy Simple Englishはテーマごとに1冊の本となっていてKindle unlimitedの読み放題で読める本が多いので、英語多読にも役立ちます。
ストーリーがとても面白いく、英語も読みやすくなっているのでどんどん読めてしまいますよ!
ラジオ講座『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』についての記事はこちら
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www.komichit.com
もくじ
英語多読におすすめ!NHK Enjoy Simple English Readers から6選

NHK Enjoy Simple English Readers とは?
NHK Enjoy Simple English の Readers シリーズは、過去に『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』で放送されたストーリーがテーマごとに本となったものです。
1話の平均500語前後、使われている単語は中学校英語教科書に共通して現れるものを基準としてつくられています。
語学講座『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』自体が5分間の講座なので、文字にしても基本的には1話ずつが短いストーリーとなっています。
『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』の英文監修者、ダニエル・スチュワートさんは国際多読教育学会(ERF)理事でもあります。
英語多読にKindle Unlimited の利用がおすすめ!
Kindle Unlimited は Amazon のサービスで、月額980円の読み放題サービスです。
NHK Enjoy Simple English Readers では、Kindle Unlimited のサービスで読める本がたくさんあります。
1冊は安くても700円から1,000円以上するものもあるので、たくさん読めば読むほど、すごくお得なのです。
Kindle 本体を持っていなくても、Kindleの無料アプリをダウンロードすればスマートフォンやタブレットから読むことができます。
Kindle 本体はブルーライトが使われていなく、眼に優しいので私は Kindle で読んでいます。去年購入しましたが、私の中では2019年の買ってよかったものナンバー1です。

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Kindle Unlimited と書かれた本を20冊までをダウンロードでき、それ以上読みたい時は本の利用を1冊中止すれば、新たに1冊ダウンロードできます。
初回は30日まで無料でお試しができます。Kindle 端末をAmazon で購入すると3ヵ月の無料体験がついています。
無料体験が終わった後も3ヵ月間299円キャンペーンを実施しているので、要チェックです。もちろん解約はいつでもできます。
お申込みはこちらからできます。(Amazonアカウントが必要です。)
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英語多読とは?
多読は字を見て分かるように、「多く読むこと」
一番大事なことは、「楽しむ」ことです。多読は、つらくてつまらない英語学習ではありません。学習とも考えない方がよいでしょう。
シンプルでやさしい英語で書かれた物語は、英語でもストレスなく読むことができます。「読めた!」「わかった!」という感覚を味わってみてください。
『多読』についてより詳しく知りたい方はこちらの本がおすすめです。
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多読三原則
➀辞書は捨てる
②分からないところは飛ばす
③合わないと思ったら投げる
NHK Enjoy Simple English Readers おすすめの本6冊
※Kindle 版は「Amazonで見る」を選択して「形式・仕様」をKindle 版にしてください。
1、Edogawa Rampo in English
私がKindle Unlimited を申し込んだきっかけとなった本です。
もともと江戸川乱歩の小説が好きだったので、すごく気になっていた本。Kindle Unlimited で読めることを知り、すぐに登録し、ダウンロードしました。
これを機に『NHK Enjoy Simple English Readers』のシリーズをどんどんダウンロードして、一気に読んでしまいました。
“Edogawa Rampo in English”では『怪人二十面相』と『夜行人間』を英語で読めます。
2017年に『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』で放送されていたもので、その時の私はまだ英語の勉強を今より真剣にしていなくて、放送だけなんとなく聞いていました。
乱歩好きには “Akechi Kogoro” の文字が出てきただけでドキドキワクワク!
“Edogawa Rampo in English” には音声もダウンロードができるので、リスニングにも役立ちます。
2、Hero and Giants
“Heroes and Giants” では、誰もが名前を知っている偉人についての物語です。
名前と何をした人かはなんとなく知っていただけで、意外と知らないこともあったり、新たな発見がたくさんありました。
ナイチンゲールやリンカーン、ベートーヴェンにピカソ。最近の人物ではスティーブ・ジョブズやJ.K.ローリング。日本人からは野口英世に宮沢賢治、日本人初のエレベスト登頂に成功した、植村直己。
合計1 8人の偉人の物語が楽しめます。
私は「ナイチンゲール」「オードリー・ヘプバーン」「ヘレン・ケラー」の話がお気に入りです。
1つの物語は5ページくらいであっという間に終わってしまうので、特に自分が好きな人物のことは、もっと読んでみたくなってしまいます。
3、True Stories
“True Stories” は真実の物語。1話目の “A Hero above New York” は映画にもなった『ハドソン川の奇跡』の主人公、Captain Sully の物語です。
他にも、病気で足を失っても義足でマラソンを続けた青年や、41歳でオリンピックに挑み、メダルを獲得した競泳選手。
岩に挟まり、自分の腕を切断して脱出した登山家など、決してあきらめなかった18人の物語が読めます。
どの物語も素晴らしいものですが、特に私は”One Cup at a Time” (アレックスのレモネードスタンド)がお気に入りです。
4、Rakugo
日本の古典芸能を英語で味わえる “Rakugo”。
有名な『饅頭こわい』や『目黒のさんま』などの滑稽話が18話楽しめます。
今まで知らなかった落語も知ることができておもしろかったです。
私は『時そば』と『元犬』がお気に入りです。
落語は同音異義語を使ったオチが多いので、英語では言葉が変えられている部分もあります。
例えば『元犬』は、「人間の姿になった犬の四郎が「ホイ炉」を「吠えろ」と言われたのだと思って吠える」という話です。
英語では「犬の四郎が、 “park” を “bark”(吠える) と間違えて吠える」という話になっています。
注意して読んでいないと、オチに気が付かずに終わってしまうことも…!? 何度も読み返したくなります。
5、Japanese Folklore
“Once upon a time,” から始まる、日本の昔話です。
『金太郎』や『桃太郎』『一寸法師』など馴染みのある物語から、『天狗のかくれみの』『おいてけ堀』『うばすて山』など、ちょっとマイナーな物語もあります。
私は『子育て幽霊』『鶴の恩返し』『絵姿女房』がお気に入りです。
“Folklore” は「民話」「昔話」の意味です。”Folktale” とも言われます。
Enjoy Simple English の Folklore シリーズは他にも、”Japanese Folklore Ⅱ” と、世界中の民話が楽しめる “Folklore from Around the World(音声付き)” もあり、どちらもおすすめです。
6、Trip Around the World
旅行好きな方におすすめです。主人公のエリが世界中を旅する物語。
ヴェネチアのカーニバルに、カンボジアのアンコールワット、インドのタージマハル、北極で犬ぞり、、、聞いただけもワクワクしてしまいますね。
最終回の大草原での出会いとは??
海外旅行へ出掛けたくなってしまうので、要注意ですね。。。!
最後に
いかがでしたでしょうか。
英語多読の三大原則のひとつに「辞書をひかない」という原則があります。
そのため、難しい言葉ばかり出てくるような本を選ぶより、やさしくシンプルな言葉で書かれたものを選ぶと、無理なくたくさんの物語を楽しめ、英語を英語で理解することにも慣れていきます。
ぜひ、英語多読を楽しんでみてください!