なんて、疑問に思うことありませんか?
英語だと思っていたカタカナの言葉が全く通じなかったりすることもありますよね。
それは「和製英語」だからです。
和製英語は英語を少略したものから、英語を日本語に言いやすく変えたもの。
メディアや商品名などから生まれた言葉など、英語とは全く関係なく日本が生み出した言葉もあります。
そこで今回の英語学習は、日用品に関する和製英語を10個ご紹介します。
もくじ
日用品に関する和製英語10選【文房具・キッチン用品】
1、シャープペンシル
・mechanical pencil
イギリス英語では “propeling pencil”
“sharp pencil” は「とがっている鉛筆」という意味になり、和製英語です。
2、ボールペン
・ballpoint pen
ペン先に小さいボールがあることから、この名が付けられました。
ちなみに「ペン」だけなら、”pen” とそのまま言えます。
「マーカー」もそのまま “marker (pen)” です。
3、ホッチキス
・stapler
明治時代に初めて輸入された “stapler” が『E.H.Hotchkiss社』のものであったことから、日本では「ホッチキス」と呼ばれるようになりました。
4、ノート
・notebook
“note” だけでは「メモ」や「覚え書き」という意味になります。
5、ガムテープ
・duct tape
・packing tape
・packaging tape
“duct tape” は日本でよく使われる茶色いガムテープとは少し違い、銀色のものが多いようですが、ガムテープに一番近いものです。
“packing/packaging tape” は、透明でセロテープの太めのようなもので、手でちぎったりは出来ないタイプも含まれます。
ちなみに「セロファンテープ」はイギリス英語では”Cellophane tape” “Sellotape” と呼ばれます。(アメリカでは “Scotch tape)どれもブランド名です。
6、ビニール袋
・plastic bag
英語で “vinyl”と言うと、ビニールシートのような分厚いもののことを指します。発音は「ヴァイナゥ」のような感じです。
タッパー:plastic container
ペットボトル:plastic bottole
ビニール傘:plastic umbrella
サランラップ:plastic wrap
7、レンジ
・microwave oven
直訳で、電磁波(microwave)オーブンです。”electronic oven” とも言います。「レンジ」は英語と全く関係なく、日本で生まれた言葉です。
8、フライパン
・frying pan
・pan
“fry” は「焼く」「揚げる」の意味です。
日常的には “pan” だけで呼ばれることが多いです。
9、ゴム
・rubber
「ゴム」はオランダ語の “gom” から来ています。英語では “gum” となり、”chewing gum”(チューイングガム)の “gum” です。
輪ゴム:rubber band
ゴム手袋:rubber gloves
ゴム長靴:rubber boots
消しゴム:rubber(英) ※
※アメリカ英語では「消しゴム」は “eraser” と言います。アメリカで “rubber” だけ言うと「コンドーム」の意味にもなるので注意が必要です。
10、タッパー
・plastic container
・Tupperware
「タッパー」はアメリカの開発者の名、 Earl Silas Tupper から取った商品名で、正式には “Tupperware” となります。
“ware” は「製品」「~製」「用品」などの意味。
“Tupperware” で通じない場合もあると思うので、”plastic container” が無難な呼び方でしょう。