スウェーデン語の挨拶ってどんなかんじ？
今回はスウェーデン語の基本的な挨拶を紹介します。
スウェーデン国内ではほとんど英語が通じますが、挨拶くらいだけでもスウェーデン語で言えたら現地の人たちはきっと喜ぶでしょう。
それほど難しくないので、もしスウェーデンへ行くならぜひ覚えて行ってくださいね！
スウェーデン語の挨拶！これだけ覚えておけば大丈夫！「こんにちは」「さようなら」など
スウェーデン語の最初の挨拶
1、Hej（ヘイ）
最初に使える挨拶で気軽にいつでも使え、一番多く使われている一般的な挨拶です。
“Hejhej”（ヘイヘイ）と2度続けたりもします。
2、Hallå
英語の “Hello” とはすこし違って「ハロォ」と語尾を伸ばす感じになります。
“hallå hallå” 「ハロハロォ」と続けるパターンも時々聞きます。
3、Hejsan
「ヘイサン」と言います。かわいい感じのニュアンスです。
4、Tjenare
「シーナレ」と読みます。または “Tjänare” 「シャーナレ」と言う人もいます。
“Tjenare” の方が首都のストックホルムでよく使われ、カジュアルな表現です。
現在では”Tjena/Tjäna”（シェーナ/シャーナ）の方が多く使われるようになっています。
5、Tja
「シャ」と読みます。さらにカジュアルで若者が使う表現です。
旅行でスウェーデンへ行った場合に使うことはないと思いますが、街中で聞く機会があるかもしれません。
スウェーデン語の朝から夜までの挨拶
God morgon
正式に言うと「ゴッドゥモㇽゴン」ですが、会話ではよく「ゴッモッロン」のように発音します。
「おはよう」「おはようございます」の意味で、朝の時間帯に使えます。
またカジュアルな場面でのテキストメッセージでは “Gomorron” と書かれることもあります。
God dag
「ゴッダーグ」のような発音で、基本的に日中に使います。
“d” が重なっているので、基本的に “d” の発音は省略されます。
英語の “Good day.” になり、少しフォーマルな印象です。
God förmiddag
正式には「ゴッドゥフォッミダーグ」で日常的には「ゴッフォッミダーグ」のような感じの発音です。
“Go’ förmiddag” と、”d” がよく省略されます。
“förmiddag” は「午前」の意味で、朝の9時～12時くらいの間の挨拶に言えます。
God middag
「ゴッドゥミッダッグ」のように発音し、”d” が省略されることもあります。
正午から13時くらいまでの昼の時間帯に使える挨拶です。
God eftermiddag
「ゴッドゥエフテルミッダーグ」のように発音し、他の表現と同じく “d” を省略して言う場合もあります。
“eftermiddag” は「午後」の意味です。
God kväll
「ゴッドゥクヴェル」のような発音です。同じく “d” は省略できます。
「こんばんは」の意味で、夕方から夜の間に使える挨拶です。”God afton.” と同じで”God afton” の方が少し古い表現になります。
God afton.
「ゴッドゥアフトン」のような発音で、夜の時間帯に使えます。
日本語の「こんばんは」の意味です。”God kväll.” と同じですが、”God afton” の方が古い表現です。
God morgon は朝の挨拶で時々聞くことがありますが、他は日常的にはあまり使わず、フォーマルな印象があります。一般的にはいつでも “Hej” が一番使われる挨拶です。
ただ、正式な場面ではよく使われるので覚えておくといいでしょう。
スウェーデン語で「元気ですか？」と尋ねる表現
Hur mår du?
「ヒューㇽモゥデュー？」のような発音で、「元気ですか？」の意味の定番表現。
いつでも誰にでも使えます。
Hur har du det?
「ヒューㇽハッドューデッ？」のような言い方になります。
“Hur mår du?” と同じようにいつでもどこでも使えます。
Hur står det till?
「ヒューㇽストォデッティル？」のような感じです。”till” の部分を強めに言います。
「元気ですか？」「調子はいかがですか？」の意味。
Hur är läget?
「ヒューㇽエーㇽラーゲッツ？」のような音。カジュアルで友人同士で使う表現です。
(Hur är) を省略して “Läget?” だけの場合もあります。とてもカジュアルです。
スウェーデン語で「元気ですか？」に対する返事
Jag mår bra, tack.
英語の “I’m good” の意味になるフレーズで無難に使えます。
“Tack” は「ありがとう」の意味です。
Tack, bra.
“Bra bra” と続けていうこともよくあります。
もちろん “Bra, Tack.” の順でも言われます。
スウェーデン語で別れの挨拶
Hej då
「ヘイドー」のように読み、別れの挨拶に最もよく使われるフレーズです。
Vi ses
「ヴィセース」のような発音です。
「またね」の意味で”hej då” と同じく一般的によく使われます。
“Vi” は英語の “We”（私たち）、”ses” は英語の “see”（会う、見る）の意味です。
Vi hörs
「ヴィフォーシュ」のような発音で “Vi ses” と同じく「またね」の意味でよく使われます。
“hörs” は 英語で “hear”（聞く）の意味です。
Ha det bra
「ハーデッブラー」のように言い、「元気でね」のようなニュアンスです。
英語に直訳すると “Have it good” となります。
Hej
“hej” は最初の挨拶にもよく使い、別れの挨拶でも同じように使われます。
最初の挨拶と同じく、”Hej hej” と続けることもよくあります。
Trevlig helg
「トレヴェリッへㇽ」のような感じで、「良い週末を」の意味です。
“trevlig” は “nice”、”helg” が “weekend” の意味になります。
Adjö
カタカナで表すのは難しいのですが、「アジュー」のような発音になります。
フォーマルな印象で、普段の一般的な挨拶ではほとんど聞かれません。
ただ年配の人で使う人は、もしかしたらいるかもしれません。
スウェーデン語で夜寝る前の挨拶
God natt
「ゴナッツ」のように言います。
「おやすみなさい」の意味で、夜の遅い時間にお別れする時、寝る前の挨拶に使えます。
Sov gott
「ソーヴゴッツ」のような発音で、「よく寝てね」の意味です。寝る前のひと言に使えます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
スウェーデン語の基本的な挨拶の紹介でした。
英語と似た部分があったり、スウェーデン語独特の表現があったりでおもしろいですよね。スウェーデン語を話す機会があったらぜひ使ってみてくださいね！
