私がレッスンを受けているDMM英会話では、最初の自己紹介をするかしないか、前もって選択ができます。
すぐに教材に入りたければ、自己紹介なしでもいいのですが、私は初めて話す講師の場合は必ずお互いに自己紹介をするようにしています。
自己紹介をした方が場が和み、その後のレッスンの雰囲気も良くなることが多いです。お互いのことをある程度知ることで、次回以降のレッスンも受けやすくなります。
共通の話題が見つかり、盛り上がると自己紹介から話が脱線してしまうことも。
ただ、それが逆に英会話のいい練習になるのです。
オンライン英会話を受講する目的は、ほとんどの人が「英語を話せるようになること」だと思います。
どうしても教材を使ったレッスンは、単調になりがちです。
特に初心者で、「フリートークが苦手!」という人は、恐れずに最初の自己紹介でたくさん話してみるようにしてみてください。
自己紹介の場面がフリートークの良い練習になります。
今回はオンライン英会話で使える自己紹介のネタと基本的なフレーズをご紹介します。
自己紹介で毎回同じフレーズばかり使っていたら、話のネタや言い方を時々変えてみるといいですよ!


もくじ
オンライン英会話での自己紹介をマンネリ化させない!使える英語フレーズ
1、名前紹介
My name is ~/ My name’s ~(私の名前は~です。)
I am ~ / I’m ~(私は~です。)
Please call me ~ / Call me ~, please. (~と呼んでください。)
Just call me ~(~と呼んでください。)
You can call me ~(~と呼んでください。)
※”Just call me ~” “You can call me ~” はカジュアルな表現です。
※”My name is ~” より “I’m ~” がカジュアルです。
例文
・My name is Michi. Call me Michi, please.
・I’m Michi. You can call me Michi.
(名前はミチです。ミチと呼んでください。)
・I’m Michi. Nice to meet you.
(ミチです。よろしくお願いします。)
・My name’s Kenichi, but my friends all call me Ken.
(名前はケンイチです。友達は皆、ケンと呼びます。)
・My name is Hana. It means “flower” in Japanese.
(私の名前は花です。日本語で「花」の意味です。)
名前の紹介は基本中の基本!
「”My name is ~” はネイティブは使わない」なんて噂も聞いたことがありますが、全くそんなことはなく、初対面の挨拶で普通に使われている表現です。
“I’m ~” よりもフォーマルな表現なので、オンラインレッスンの初めての講師との挨拶の時に使えます。
カジュアルな場面、例えば仲間うちのパーティーなどで友人の友人に知り合った時に、 “My name is ~” と言うと堅苦しい印象になってしまうので、その時は “I’m ~” の方が自然でしょう。
状況によって使い分けられるといいですね。
2、生まれた場所、住んでいる場所
I live in ~(~に住んでいます。)
I was born in ~(~で生まれました。)
I grew up in ~(~で育ちました。)
I’m from ~(~出身です。)
My hometown is ~(私の故郷は~です。)
例文
・I live in the suburbs of Tokyo.
(東京の郊外に住んでいます。)
・I live in Kanagawa Prefecture, which is a coastal area and close to Tokyo.
(神奈川県に住んでいます、東京に近くて沿岸地域です。)
・I’ve always been living by myself in Tokyo since college.
(大学生以来、ずっと東京に1人で住んでいます。)
・I was born and raised in Tokyo and I still live there.
(生まれも育ちも東京で、今も東京に住んでいます。)
・Actually I was born in New York, but I grew up in Yamanashi, Japan.
(実はニューヨークで生まれましたが、日本の山梨で育ちました。)
・I’m from Hokkaido but now I got married and I’m living in Tokyo.
(北海道出身ですが、今は結婚して東京に住んでいます。)
・My hometown is Hokkaido but I moved to Tokyo when I was 18.
(故郷は北海道ですが、18歳の時に上京しました。)
・We moved a lot due to my father’s work.
(父の仕事のため、たくさん引っ越しをしました。)
他にも、自分の故郷や住んでいる地域の特徴や有名なもの、住みやすさなどを紹介できると話も広がりますね。
I grew up in a countryside rich in nature.
(自然が豊かな田舎で育ちました。)
My hometown is famous for the summer festival.
(私の故郷は夏祭りで有名です。)
I live near the station. It’s so convenient.
(駅の近くに住んでいます。とても便利ですよ。)
3、仕事について
I’m ~(私は~です。)
I work at/for/in ~(私は~で働いています。)
I work as ~(私は~として働いています。)
※”I work at/for ~” の後は主に「会社名」や「場所」が入ります。
※”I work in ~” の後は「場所」の他、「部署名」を入れられます。
例文
・I’m an accountant.
(私は会計士です。)
・I work at an advertising agency.
(広告会社で働いています。)
・I work for Google.
(グーグルで働いています。)
・I work for a university as an office worker.
(大学で事務員として働いています。)
・I’ve been working at the same company for 5 years.
(同じ会社で5年間働いています。)
・I work in the sales department at a food company.
(食品会社の営業部で働いています。)
・I am self-employed.
(自営業です。)
・I run/have my own business.
(自分でビジネスをしています。)
・I work as a freelance writer.
(フリーランスのライターとして働いています。)
・I work at a call center as a temporary worker.
(派遣社員としてコールセンターの仕事をしています。)
・I have a part-time job at a restaurant.
(レストランでアルバイトをしています。)
・I’m looking for a job now.
(今は仕事を探しています。)
・I’m unemployed. / I’m not working now.
(仕事はしていません。)
・I’m a homemaker.
(私は主婦です。)
※主婦は “housewife” とも言いますが、近頃は男女に限定しない言葉が好まれ、”homemaker” と言われるようになっています。
どのような仕事をしているのかを具体的に伝えると、興味を持ってもらえて会話が盛り上がるきっかけになるかもしれませんね。仕事内容の他にどれくらいの期間、働いているかなどを話すのもいいでしょう。
4、好きなこと、趣味について
I like/love ~(~が好き/大好きです。)
I enjoy ~(~を楽しみます。=好きです)
I’m interested in ~(~に興味があります。)
I’m into ~(~にハマっています。)
I usually/often do ~(よく~をします。)
※”I’m into ~” はカジュアルな言い方です。
例文
・I like reading books, watching movies and listening to music.
(私は本を読むこと、映画を観ること、音楽を聴くことが好きです。)
・In my spare time, I usually enjoy watching TV dramas from overseas.
(時間のある時は、たいてい海外のドラマを見て楽しんでいます。)
・In my free time, I often go to the gym and I work out.
(空き時間は、よくジムに行って体を鍛えています。)
・I love cooking, recently I’m into baking bread.
(料理が好きで、最近はパンを焼くことにはまっています。)
・I’m interested in yoga. I often do yoga in my room.
(ヨガに興味があります。よく自分の部屋でヨガをしています。)
ただ単に「映画が好き」だけではなく、どんなジャンルの映画が好きかなど具体的に話せたら会話が広がりそうですね。
好きなことや趣味はいろいろあると思うので、毎回違うことを言ってみると練習になります。
講師のプロフィールを先にチェックしておいて、もし共通の趣味があれば、そのことについて話してみるのもいいですね。話が盛り上がるきっかけになるでしょう。
5、家族やペットについて
I’m ~(私は~です。)
I have ~(私は~がいます。)
We are a family of ~(●人家族です。)
There are ~in my family(●人家族です。)
I live with ~(~と住んでいます。)
例文
・I’m single / married.
(独身/ 既婚者です。)
・I have a six-year-old son.
(6歳の息子が1人います。)
・I have no children and I have a dog.
(子供はいなくて、犬を飼っています。)
※「動物を飼う」は ”keep” も言えますが、”have” の方が一般的によく使われます。
・I have one older brother and one younger sister.
(兄が1人と、妹が1人います。)
・I have three siblings.
(3人兄妹がいます。※自分は含まず)
※”siblings” は性別、出生順に関係なく同じ親から生まれた「兄弟姉妹」を指す言葉です。
・We are a family of 4.
(4人家族です。)
・We are 4 in our family.
(4人家族です。)
・There are 3 people in my family.
(3人家族です。)
・I live with my parents.
(両親と一緒に暮らしています。)
子供やペットの年齢、犬の種類などを加えて紹介してもいいでしょう。
もし講師が動物好きだと、ペットの話は大盛り上がりです。
私もお互いのペットの写真を見せ合ったりしたことが何度かあります。
実際に犬や猫が画面に登場することも!
6、自分の性格について
I’m ~person.(私は~な人です。)
※”person” は省略もできます。
例文
・I’m an optimistic person.
(私は楽観的な人です。)
・I’m an honest and hard worker.
(私は真面目で、働き者です。)
・I’m more of an introvert. I don’t really like to speak in front of people.
(私はどちらかと言うと内向的です。人前で話すのはあまり好きではありません。)
・I’m an outgoing personality. I like talking to people.
(私は社交的な性格です。人と話すのが好きです。)
optimistic≒positive(楽観的)
pessimistic≒negative(悲観的)
introvert ≒ unsociable(内向的)
extrovert ≒ sociable, outgoing(外交的)
※sociable は日本語にすると「社交的な」の意味の形容詞です。
形容詞として使えば、”I’m sociable.” (私は社交的です。)と言えます。
他に “friendly” (友好的な、フレンドリーな)もポジティブな印象がしていいですよね。
7、英語の勉強について
I study/learn English. (英語を勉強します。)
I’m studying/learning English.(英語を勉強しています。)
I’ve been studying/learning ~since(for) …(…以来(の間)ずっと勉強しています。)
I started studying/learning ~(勉強を始めました。)
※現在形にすると、普段から勉強していることが習慣化されているイメージ。進行形にすると今現在、集中して勉強している真っ最中であるイメージとなります。
★study と learn の厳密な違い
study:「学ぶ」「勉強する」「研究する」
本や教材を使って知識や情報を得ること。身に付いたかどうかは関わらず、勉強している行為や過程を指します。
・I’m studying English.
(身についているかどうかは分からないけど英語を勉強している。)
・I studied English.
(もし英語を習得できていなくても言えます。)
learn:「学ぶ」「習う」「習得する」
練習や経験を通して、知識や技術を身に付けること。習得している成果を意味します。
・I’m learning English.
(何らかの勉強や経験を通して、英語が実際に身に付いている状態。)
・I learned English.
(英語を習得できて、今は実際に使えこなせることを意味します。)
例文
・I’ve been studying English by myself since two years ago.
(2年前から独学で英語の勉強をしています。)
・I started online lessons two months ago.
(2ヵ月前にオンラインレッスンを始めました。)
・I started learning English recently.
(最近英語の勉強を始めました。)
・I study English to travel abroad without trouble.
(海外旅行で困らないように英語の勉強をしています。)
・The reason why I study English is that I will need it for work in the future.
(私が英語を勉強している理由は、将来仕事で必要になるからです。)
・I started learning English because I will move to America for my husband’s job next year.
(来年、夫の仕事でアメリカへ引っ越すので、英語の勉強を始めました。)
・I would like to improve my English speaking skills.
(英語のスピーキング力を高めたいです。)
・I’m not good at listening to English.
(英語のリスニングが苦手です。)
・I need to focus on my pronunciation in particular.
(特に英語の発音に集中する必要があります。)
英語の勉強をする理由や、何に力を入れて学びたいかを具体的に伝えられると今後のレッスンの助けにもなるのでおすすめです。
講師からの助言を何かもらえるでしょう。
オンラインレッスンの時間は限られているので、自分から積極的になる必要があります。
分からないことや聞きたいことがあったり、もしアドバイスがほしければ自分からどんどん聞いていくのがおすすめです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
もし自己紹介でいつも同じことばかり言っていてマンネリ化を感じていたら、少しずつ言い方や話のネタを変えてみるといいですよ。
表現方法は今回ご紹介した以外にもたくさんの言い方があります。少し言い方を変えてみるだけで、自分の英語力も上がることでしょう。
実際にたくさん使ってみてくださいね。
