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これって英語?英語と意味が違う和製英語10選【食事や外食に関すること】

普段使っているカタカナの言葉、英語っぽいけど実はその言葉、日本でつくられた、日本人のための、日本でしか通じない言葉かもしれません。

それは「和製英語」と言われるもので、れっきとした日本語です。英語圏ではこれを "Japanese-English" や "Japanglish" と呼びます。この "Japanese-English" が英語圏に伝わり、逆輸入されることも時々起こります。

今回は食事や外食に関する和製英語を取り上げてみました。和製英語と本来の英語の違いを知り、英語の勉強に役立ててください。 

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食事や外食に関する和製英語10選

オープンカフェ/カフェテラス

sidewalk cafe

 

横文字でおしゃれなイメージがありますが、両方とも和製英語です。屋外に席のあるカフェを英語では "sidewalk cafe" と言います。"sidewalk" は「歩道」の意味です。

カフェテラスの "terrace" はフランス語からきている言葉で、「庭に張り出した、通常は屋根なしの塗装された空間」を指します。イメージを見たい方はこちら→terrace - Bing images

テラス席は "terrace table" でも通じますが、一般的には "outside table" がよく使われています。

ちなみに「オープンテラス」も和製英語で、もともと "terrace" には屋根がなく、開けた空間を意味しているので open をつける必要はありません。

 

 

イートインスペース

Dining space (area)

Eating space (area)

 

最近ではコンビニでも見かけるようになった「イートインスペース」。

飲食店で買った食料品をその店内で食べることを表す言葉ですが、この言葉も和製英語です。

もし「食べる場所はありますか?」と聞きたい時は、"Excuse me, do you have a dining space? " と言えます。

 

 

カロリーオフ

low calorie

 

カロリーを抑えた食品や飲み物のことを「カロリーオフ」と言いますが、英語では「低い」の意味の "low" を用いて "low calorie" と言います。「低脂肪」は "law fat" なのでこの機会に一緒に覚えておきましょう。

一般的には使われていませんが、"calorie-off" と言えば「カロリーが低い」という意味で通じます。

日本で「カロリーオフ」と表示される商品は100g あたり40kcal 以下(飲料は100ml あたり 20kcal 以下)と決まりがあります。

 

ノンカロリー

no-calorie

calorie-free

zero-calorie

non-caloric

 

4つともカロリーのない「ノンカロリー」として意味が通じますが、一般的によく使われているものは calorie-free か zero-calorie です。

日本で「ノンカロリー」と表記されるものは、100g(100ml)あたりの食品に含まれるカロリーは5kcal以下のものと規定されています。 

 

ノンシュガー

sugar-free

no sugar added 

 

砂糖が入っていないお菓子などを「ノンシュガー」と言いますが、英語圏では通常使われていません。ただ、"calorie-off" と同様に "non-sugar" と言っても意味は通じるでしょう。

ちなみに「ノンオイル」も英語で "oil-free" です。

 

 

ノンアルコール

no-alcohol

non-alcoholic (drink)

alcohol-free

zero-alcohol

 

同じく「ノン」から始まる言葉ですが、アルコールの入っていない「ノンアルコール」は "non-alcoholic" もしくは "alcohol-free" とも言われます。"Alcohol free area (zone)" と言えば「アルコールが禁止されている場所」になります。

「アルコール」の発音は英語では「アルコホール」です。もとはアラビア語が由来と言われています。ラテン語系言語では H の発音が抜けるので、フランス語やスペイン語、イタリア語では「アルコール」の発音です。

 

 

カフェインレス/ノンカフェイン

decaf

no-caffeine

caffeine-free

 

 

 "decaf" は「カフェイン抜きの」という意味の言葉、"decaffeinated" の略です。カフェインを含んでいるコーヒーや紅茶からカフェインを取り除いていることを指します。カフェインが入っていないコーヒーや紅茶を指す時には、この "decaf" が一般的に多く使われています。

I'd like a decaf coffee, please.(カフェインの入っていないコーヒーをお願いします。)

日本でもカフェインの入っていない紅茶やコーヒーを「デカフェ」という言葉がだんだん浸透してきていると思います。「デカフェ」の発音はフランス語の décaféination から由来された発音です。英語では「ディキャフ」のようになります。

 

 

リバウンド

regain

 

ダイエットして減った体重が元に戻ってしまうことを「リバウンド」と言いますが、和製英語です。

英語の "rebound" の意味は「(ボールや音などが)はね返る」「(挫折・失意などから)立ち直る」の意味で、体重が戻ってしまった時には使われていません。

例えば「リバウンドした」と同じ意味になるのは、"I regained the weight" という言い方になります。他にも "put all the weight back on" や "gained all the weight back" も「体重が戻った」という意味で使われます。

 

 

バイキング

buffet

 

自分の好きなものを好きなように取って食べられる食べ放題を「バイキング」と言うことがありますが、この言葉も和製英語です。

「バイキング」は、帝国ホテルにあるレストランの名前です。このレストランが、日本で初めての食べ放題のレストランであったことから広く名が広がり、食べ放題形式のことを「バイキング」と呼ぶようになりました。

英語で "viking" と言えば、8~10世紀の北欧の海賊のことです。

英語ではこの食べ放題形式のことを "buffet" と言います。自分で好きな料理を取りに行くセルフサービスのスタイルです。旅行に行くとホテルの朝食で、この "Buffet style" がよくあると思います。 

日本でも「ビュッフェ」という言い方でも呼ばれていますが、「ビュッフェ」はフランス語の発音になるので、英語での発音では「バフェ」です。

"buffet" はフランス語からきた言葉で本来の意味は「(パーティーなどの)立食用テーブル」「立食(料理)」です。

ちなみに自分で取りに行かずに、店員に注文して料理を運んでもらえる「食べ放題」は 英語で "All-you-can-eat" と言います。居酒屋などでよくある「飲み放題」は "All-you-can-drink" と言えます。

最近では日本でも「バイキング」という言葉はだんだん使われなくなっていて、一般的に「ビュッフェ」が多く使われていると思います。『セルフサービスの食べ放題』の意味で使われている「バイキング」という言葉は、数年後には完全になくなるのではないかなと考えています。

 

 

ボリューミー

sheer volume

a lot

a huge amount

 

 

食事の量がたくさんあることを「ボリューミー」と表現しますが、和製英語です。

英語の "volume" は「量」の意味がありますが、形容詞の "volumy" という言葉は存在しません。"volume" の形容詞は、"voluminous" です。「多量の」「(服が)ゆったりした=loose」「(容器が)大きい」「(演説などが)言葉数の多い」「(本などの)巻数が多い」などの意味で使われ、料理の量の多さにはほとんど使われていません。

料理について「すごくボリューミーだね」と言いたい時は、名詞の "volume" を使って  

"Look at the sheer volume!" (見て、このボリューム!)

このように言えます。

sheer は名詞の前に置かれ、「かなりの」「莫大な」という意味があり、量がたいへん多いことを表します。

他の言い方では、"That's a lot !" や "That's a huge amount !" も「大量だね!」の意味となります。

 

 

 

 

 まとめ

今回の和製英語、いかがでしたでしょうか。今回出てきた「バイキング」のようにだんだん使われなくなっている言葉もあります。

一方、「デカフェ」のようにヨーロッパや英語圏で使われている言葉が日本でも同じ意味として使われる、いわゆる『外来語』も増えています。

英語でも同じように、使われなくなっている言葉もあれば、『新語』と言われる新しい言葉も生まれます。言葉は時代により、日々変化するものです。ひとり、時代に取り残されないようにしたいですね!