日本人の有名人ポリグロット6人

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前回は、ポリグロットとマルチリンガルの違いや、世界的に有名なポリグロット3名をご紹介しました。

ポリグロットとは?マルチリンガルと何が違う?
"ポリグロット"という言葉をみなさんは聞いたことがありますか?"ポリグロット"は多言語話者のことを言います。「あれ?マルチリンガルと何が違うの?」と思った方もいるでしょう。そこで今回はポリグロットとマルチリンガルの違いと、ポリグロットの世界的有名人を3人ご紹介します。

「じゃあ日本人でポリグロットの有名人は?」

と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

日本は陸続きのヨーロッパとは違い、島国で日本語が独立した言語でもあることから、日本語しか話さないモノリンガルの人口が圧倒的に多い国です。

それでも、数十年前に比べれば、語学に関心のある人の数は増加しているでしょう。

「ポリグロット」は前回も書いたように、「多言語話者」のことを指します。

そこで今回は、2言語は「バイリンガル」、3言語は「トリリンガル」の扱いに、

「ポリグロット」の定義を4ヵ国語以上として、その内の3ヶ国語は流暢であることを条件に、日本人で有名人ポリグロットを6人ご紹介します。

日本人の有名人ポリグロット6人

1、ディーン・フジオカ

日本語、英語、中国語、広東語、インドネシア語)

ディーン・フジオカさんは1980年8月19日生まれ、福島県出身の俳優、シンガーソングライターで、モデル。

今では日本で大人気のフジオカさんですが、日本で活躍する前は台湾や台北を拠点に活躍されていました。

私がフジオカさんを初めて知ったのはNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の五代友厚役で出演されていた時です。

とても素敵な方だなと思って見ていて、毎朝フジオカさん演じる五代様を見るのがとても楽しみでした。五代様も英語が話せましたね。

フジオカさんは高校を卒業をした後にアメリカへ留学して英語を学んだそうです。

そして大学を卒業後に、アジアをバックパッカーとして回り、香港に滞在していた時にスカウトされモデルとしてデビューされました。

フジオカさんは、ご結婚されていて奥様は中国系インドネシアの方で双子のお父さんでもあります。

韓国語を話せるという情報もいくつかあったのですが、確定できるものは見つかりませんでした。

2、GACKT

(日本語、英語、韓国語、中国語、フランス語)

GACKTさんは1973年7月4日生まれ、沖縄出身のシンガーソングライターで俳優です。

マレーシアのクアラルンプール在住ですが、現在は活動を無期限で休止しています。

ガクトさんは英語が得意で、『GACKT英語ちゃんねる』という自身のYoutubeチャンネルでも高い評価を得ていて、さらに韓国語もとても上手と評価が高いです。

ガクトさんの学習ポイントは、特に発音に重点を置いていることもあり、発音がとてもきれいです。

数年前に、フランスのパリで差別された際に、フランス語で対応していたという話題もありました。

ただ、フランス語は今は話す機会がなく、昔ほど話せなくなっているようです。

いろいろと世間を騒がせるガクトさんではありますが、語学の勉強には一生懸命に取り組んでいる印象があります。その点は努力家な方なのだと思います。

3、川島永嗣

(日本語、英語、イタリア語、ポルトガル語、フランス語、オランダ語)

川島永嗣さんは1983年3月20日生まれ、埼玉県出身でプロのサッカー選手で、現在はストラスブールに所属しています。

海外のクラブへ移籍する前から、語学の勉強には熱心だったそうです。

海外で活躍するスポーツ選手、特にサッカー選手は語学が堪能な方が多いと思いますが、川島選手はその中でもずば抜けているように思います。

同じくサッカー選手の本田圭祐選手も、川島選手の語学力を絶賛しています。

海外で活躍する身として、語学の重要性を示唆している川島選手の言葉です。

キーパーは喋れないと難しい、DFに支持を出さないといけない。自分も主張できるようにならないと

参照:Wikipedia

4、中谷美紀

(日本語、英語、フランス語、ドイツ語)

中谷美紀さんは1976年1月12日生まれ、東京都出身の女優です。

中谷さんは、私がフランス語を勉強始めた時からの憧れの女性。

約8年前になるでしょうか。テレビで、中谷さんがパリにいるフランス人の仲間たちとワインを飲みながら談笑するのを拝見したのですが、とても自然で美しいフランス語を話されていたのです。

私の中に衝撃が走りました。「私もこんな風にフランス語が話せるようになりたい!」というモチベーションを上げてくれたのが中谷さんでした。

中谷さんは外国語だけでなく、日本語を話す時も上品で気品が溢れています。

英語は高校生の頃から興味があり、英語教材のCDを聞いたり、独学で勉強に励んでいたそうです。

2004年の映画『ホテルビーナス』、『力道山』に出演した際には韓国語を猛勉強し、韓国人の役を務めています。

2018年には、ドイツ出身のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団でビオラ奏者のティロ・フェヒナーと結婚。

現在は1年の半分をオーストリアのザルツブルクで過ごす生活。

ドイツ語は公の場での披露はまだしていませんが、聞ける日は近いのではないでしょうか。

5、舛添要一

(日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、イタリア語)

舛添要一さんは1948年1月29日生まれ、福岡県出身の国際政治学者の元政治家です。

舛添さんは東京大学在学中に第2言語としてフランス語を、第3外国語としてドイツ語、さらにスペイン語、ロシア語、イタリア語と複数の言語を学びます。

国際政治学を専攻しながらも、語学にも高い関心があり、熱心に勉強を続けたようです。

1971年に東京大学の法学部助手に採用されたものの、間もなくフランスへ留学する決断をします。

複数の言葉を勉強した中でも、英語とフランス語が一番得意のようです。

さすが、語彙力はずば抜けています。

6、皇后雅子様

(日本語、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語)

皇后雅子様は1963年生まれ12月9日生まれ、東京都ご出身です。

父親の仕事の都合で、幼少期はロシアのモスクワに住んでおられました。

雅子様が4歳の時に一家でニューヨークに移り住み、7歳になる頃に日本へ戻られます。

小学校から高校の途中までを日本で過ごし、その後はアメリカのボストンへ再び家族で移住します。

大学はハーバード大学へ進学、在学中にドイツ語やフランス語を習得します。

優秀な成績で卒業し、アメリカから帰国。日本の東京大学法学部に入学します。

卒業後は外務省へ入省。外務省の研修留学では、オックスフォード大学べリオール・カレッジに留学します。

経歴から見ても雅子様は別格ですね。日本の有名人のカテゴリーに加えて良いものかも分かりませんでしたが、皇后雅子様は誰もが認める才女。

スペイン語は広く公用語として話されているため、ご自身で学んだと言われています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

日本人の有名人ポリグロット6人をご紹介しました。

今回紹介した方たちが、偉大で特別と思うかもしれませんが、必死に勉強した過程があった上で、ポリグロットやマルチリンガルと呼ばれるようになっています。

そう考えると、勉強するモチベーションも上がりますね。

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