今回はHiNative Trek(ハイネイティブ・トレック)の特徴や学習の流れから、評判までを調査してみました。
「HiNative Trek って名前は聞いたことがあるけど何だろう?」
「HiNative Trek を実際に使ってる人の評判が気になる」
など、HiNative Trekが気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

もくじ
HiNative Trek(ハイネイティブ・トレック)の評判は?英文と発音の添削サイト
HiNative Trek(ハイネイティブ・トレック)とは?
HiNative Trek とは株式会社Lang-8(ランゲート)による英語学習サービスで、
毎日(平日)に課題が届き、回答の英文と発音をアメリカ人のネイティブ講師に添削してもらえます。
Webサイトからも利用できますが、専用アプリがあるのでダウンロードすればスマートフォンひとつで学習が始められます。
ちなみにHiNative Trekを運営している株式会社Lang-8 とはオンラインでの英語学習を中心に展開している会社です。
2007年に開始した Lang-8 という語学学習サービスが始まりです。
Lang-8は登録しているメンバー同士で言語の添削をし合うサービスで、私も利用しています。ただ残念ながら、2017年から現在も新規でのユーザー登録を停止中です。
運営会社 | 株式会社Lang-8 |
月額 | 月額19,600円 年額コース16,333円/月(年間195,996円 / 一括での支払い) |
コース | ビジネスコース、ITコース |
無料体験 | なし |
講師 | アメリカ人講師 |

実践英語を1日1題。着実に英語力を伸ばすなら、【 HiNative Trek 】

金額について
月額プラン:19,600円 / 月
(年間235,200円)
年額プラン:16,333円 / 月
(年間195,996円 / 一括での支払い)
料金は始めた日からのスタートです。(土日からスタートの場合は翌月曜日から)
HiNative Trek 学習の流れ
➀平日に毎日課題が一問届く(Push通知とメール)
②回答を提出(英作文と音声)
③模範解答がすぐに届く(英作文と音声)
④ネイティブ講師から添削結果が届く(チャット形式)
⑤最大3回まで質問ができる
月曜日~金曜日の朝に課題が届きます。
●課題をその日の13時までに提出→当日の18時頃までに講師からフィードバックがもらえる。
●月曜日~木曜日の13時以降の提出→24時間以内に返答。
●金曜日の13時以降の提出→翌週の月曜日
必ず1日1題というわけではなく、まとめて提出もできます。(講師の添削は1日3日分までです。)
回答や添削は、下の写真のように全てチャット形式です。
月曜日から金曜日にかけて、徐々に問題の難易度が上がってきます。
講師は担当講師がついてくれて、添削はかなり細かく具体的に指摘してもらえます。
講師は、基本的に1年間同じ講師です。
希望があれば、講師の変更もできます。
【模範解答の例】

【講師による添削】

発音に関しても細かく指導してもらえます。

教材に関して
ビジネス経験が豊富な英語ネイティブが実践的な教材を作成しています。

コースごとに毎月のテーマが決まっています。
ビジネスコース
基本的なビジネス英語全般。
ビジネスの様々なシーンで使える実践英語を学ぶコースです。
1月 :アイディアの提案と議論
2月 :採用面接
3月 :ビジネスミーティング
4月 :同僚とのコミュニケーション
5月 :ビジネスマナー
6月 :クライアントの獲得
7月 :クライアントとの交渉
8月 :電話の対応
9月 :電話の対応Part2
10月:Eメール
11月:カンファレンスに参加
12月:プレゼンテーション
ITコース
特にIT・Web業界に特化したコースで、英語レベルは初中級レベル推奨です。
中学卒業と同等以上の英語力があれば誰でも受講できます。
アメリカ西海岸Teck企業に勤めるネイティブが教材を監修。
総勢5名のアメリカチームによるクオリティのチェック済みの教材です。
1月 :SNSでの英語表現
2月 :自社サービスのピッチ
3月 :カンファレンスでの会話
4月 :Email
5月 :採用面接での会話
6月 :自社サービスのピッチ
7月 :ピッチでの質疑応答
8月 :Email 2
9月 :社内でのコミュニケーション
10月:電話での対応
11月:Email 3
12月:ユーザーインタビュー
ITコース PART2
ITコースを修了して、さらに学びたい人のためのコースです。
1月 :Teck Crunch
2月 :オフィス訪問
3月 :営業/契約/交渉
4月 :社内キックオフミーティング
5月 :社内会議の質疑応答
6月 :求人を出す
7月 :会食
8月 :新しい組織運営
9月 :フリーランスと働く
10月:Email 4
11月:セミナーに参加
12月:Teck英語
このように、コースごとに毎月テーマが決まっていて、テーマに沿った課題を毎日こなしていきます。
HiNative Trek の利用体験
HiNative Trek には残念ながら無料体験がありません。
興味があるけど続けられるかどうしても不安のある人は、まずは1ヶ月間から試してみるといいでしょう。
ただ、1ヶ月試してみるのもいいですが、もし少しでも良さそうと思っていれば思い切って12ヶ月プランに入会する方が実際はお得になるのでおすすめです。
継続して学ぶことで、自分の英語力が上がっていくことを実感できるでしょう。
1日のHiNative Trek での学習時間は、個人差はありますが約10分~30分程度です。
予約は不要なので自分の好きな時間、空いた時間に利用ができます。
学習効果を高めるためにも、まとめて課題を提出するより毎日1つずつこなしていくといいでしょう。
一題ずつじっくりと取り組んだ方が、記憶にも定着しやすくなります。
毎日の積み重ねで、自分の英語力の日々の成長も感じられます。
実際に2文程度の短い文章に対してでもかなり丁寧なフィードバックをもらえ、毎回ここまで徹底されて指導されれば確実に実力がついていくだろうと感じました。
HiNative Trek は高い?
金額を見ると高いと思っている人は多いでしょう。
ただ、HiNative Trek は講師が担当制です。自動的に担当講師が決まりますが、希望があれば講師を変更することも可能です。
しかも講師は、ビジネス経験の豊富なネイティブ講師を採用しています。
いくら文法が合っていたとしても、実際の現場では使われていなく、不自然な表現ということもあるでしょう。
HiNative Trek では講師の経験を通して、場面に適した英語表現を教えてもらえるので、実用性が高い英語が学べます。
ネイティブの担当講師がついて細かいフィードバックをもらえて、なおかつ発音まで直してくれることを考えると、それほど高くは感じません。
同じく担当制の講師がつくようなコーチングスクールと比べれば、逆に安い方になります。
オンライン英会話でもネイティブ講師とのレッスンと比べるとそれほど大差はありません。
・DMM英会話 ネイティブプラン毎日1レッスン(25分)→15,800円/月
・ネイティブキャンプ 基本料金6,480円/月 ネイティブ講師とのレッスンは追加コインが必要、1回1,000円(500コイン)
・Cambly 12ヵ月プラン 週5日30分→13,600円/月
オンライン英会話の講師には、学生や主婦もいます。
HiNative Trek は講師の質だけでなくて、教材の質も高い点を含めるとむしろ安いとも言えるのではないでしょうか。
HiNative Trek の強み
HiNative Trek では講師に質問する際も、全て英語で対応するため、嫌でも英語漬けの状態となります。
英語力を確実にするためには、自分の頭で考えて発信することが重要です。
HiNative Trek では主に英作文、ライティングすることでアウトプット効果を高めていきます。
自作の文章を自然な表現になるように添削してもらい、発音の矯正までしてもらえるので、続けていれば必ず力になることは間違いありません。
アウトプットしているから十分ということではなく、もうひとつ大事なことは、復習と継続です。
HiNative Trek では過去のメッセージもさかのぼって読めるので、復習もしやすくなっています。


HiNative Trek の評判は?
利用者の声
実際に言おうとすると、迷ってしまうような問題が多くためになる。
ネイティブ講師が音声を入れてくれるので自分の音声と比較して、ブラッシュアップできる
自分に状況近い温度感が教材にあると感じる。指導はただの模範解答だけではなく、深く「なぜ」を掘り下げて解説してくれます。
Twittwe からの声
今週月曜からHiNative Trekをはじめました。1か月1万円近く、無料体験もないので、入会ハードルは高いのですが、3日やって、なかなか良いですね。毎日短い英作文とそれの発音を送り、フィードバックが返ってくるのですが、作文ミスも発音の注意も私への細かい指摘なので、100%耳に痛い話で勉強になる
— リバ英語780 (@eigobozu) April 2, 2020
ぼくはここ最近、HiNative Trekをめちゃくちゃ頑張ってます。
今日で2週間目に突入するんだけど、アウトプット+添削+質問のサイクルがうまく回るようになってきて、格段にライティング力が伸びました!
それと、自分の作文力も確かに伸びてます。
最近では、添削なしの模範解答も作れるようになった!— すぐる/趣味垢 (@sugueigo_com) May 19, 2020
ビジネスで英語を使いたいけど勉強する時間がない方には”HiNative Trek”がおすすめです。
毎日5〜10分でできる課題が出され、それに答えると、ネイティブから解答・解説が届きます。
値段設定が高めな分、本気で英語を武器にしたい経済力のある方にはぴったりのサービスです☺️#英語 #英語学習
— ささみ@英語ブログ運営中 (@Sasami1234765) December 17, 2020
HiNative Trekのメリット・デメリット
今までの記事をふまえて、HiNative Trek のメリット・デメリットと、向いている人・向いていない人を簡単にまとめました。
HiNative Trekのメリット
★場所と時間にとらわれず学習できる
英会話スクールやオンライン英会話と違い、予約なしで自分の好きな時間に学習ができます。忙しくてなかなか予定を立てられない人にも、取り組みやすいでしょう。
★実践的なビジネス英語が学べる
ビジネス経験のあるネイティブのアメリカ人講師が担当として指導してくれるという点は、大きなメリットでしょう。
英語表現や発音に関して、自然な英語になるように指導してもらえます。
★英語学習が毎日の習慣になる
土日祝以外の平日は毎日課題が届くので、英文を考えることが毎日の習慣になります。
毎日の課題をこなす時間帯も、自分の生活リズムに合わせて決めておくとさらに習慣化されやすくなるのでおすすめです。
★直接話さなくてもアウトプット学習ができる
ライティングすることでアウトプット効果を高めるので、直接話したりすることが苦手な人も安心してレッスンを続けやすいです。
HiNative Trek ではライティングだけでなく自分で英文を発声して音声を送ります。
それに対して、講師による音声と具体的なアドバイスが文章で送られてくるので発音矯正もしっかりできます。
★担当講師がつくので安心。質問もしやすい
担当の講師が指導してくれるので、オンライン英会話のように毎回講師を選ぶ必要はありません。
オンライン英会話だと、せっかくお気に入り講師ができても、予約が埋まっていたり、予定が合わなかったりすることも多々あります。
担当制では常に安定したレッスンが受けられ、分からないところはいつでも質問ができる点もメリットでしょう。(質問は3往復まで)
HiNative Trekのデメリット
★初心者向けではない
フィードバックや質問は、英語でのやりとりになるので英語初心者にはハードルが高いでしょう。
特にフィードバックでの具体的なアドバイスをしっかり理解できないと意味がありません。
ただ、文章でのやりとりなので辞書などを使って調べる根気があればなんとかはなります。
★短時間で集中的に学びたい人には向かない
HiNative Trek は平日に1日1課題が届きます。毎月のテーマが決められていて1年間のスパンで考えてつくられた教材です。
始めるなら1、2ヵ月でやめてしまうのではなく、長期的に続けて学習することを前提としてください。
★リアルな会話はできない
実際に会話をするわけではないので、会話の瞬発力は鍛えられません。
英語の文章をつくる力は鍛えられるので、それは会話にも役立ちます。
実際の会話練習として、オンライン英会話を併用するとさらに相乗効果で英語力は伸びるでしょう。
HiNative Trekに向いている人・向いていない人
これらを踏まえた上で HiNative Trekに向いている人・向いていない人をまとめてみました。
★英文を読めるが、言いたいことがいつも英語で出てこない
★ビジネス英語を学びたい
★忙しくてまとまった学習時間がとれない
★英語学習はしているけど、アウトプットする機会がない
★直接の会話が苦手
★本気で英語を学びたい
★英語学習が全くの初心者・入門者
★短期間で英語を習得したい
★お金をかけたくない
★いつも課題を溜めてしまう
★実際に会話がしたい
最後に
いかがでしたでしょうか。
文章と音声で英語のアウトプットを毎日続けられる英語学習サービス、HiNattiveTrekのご紹介でした。
学習効果の高い勉強を期待するには、毎日の継続が鍵となります。
実践英語を1日1題。着実に英語力を伸ばすなら、【 HiNative Trek 】
