30歳から始める英語学習 Smilenotes

初級~中級レベルの英語の学習方法などについて書いています

映画のタイトルで英語の勉強!原題と邦題が違う映画 カタカナだけど違う映画5選

映画のタイトルが、原題と違っていて驚いたことはありませんか?
映画のタイトルは配給会社が、日本人向けに分かりやすく変えています。
そのため、英語圏の人と映画の話しになると、タイトルが全然違っていて困ることがあります。
今回は「邦題がカタカナで英語っぽいけど原題と違うタイトルの映画」のパート②をお届けします。

パート①はこちらです。

www.komichit.com

邦題がカタカナだけど原題と違うタイトルの映画5選パート②

ハムナプトラ/失われた砂漠の都


原題:The Mummy
1999年アメリ


外国人特殊部隊のリック・オコーネルは、カイロ博物館に勤務するエブリン・カナハンと、その兄のジョナサン・カナハンと一緒に、死者の都ハムナプトラを目指す。
ハムナプトラにたどり着いた一行は、「死者の書」と「ミイラ」を発見。エブリンが「死者の書」を読み上げると、ミイラは叫び声をあげ始める。3000年前に呪いをかけられていたイムホテップが蘇ったのだった。


"The Mummy" の "Mummy" は「ミイラ」の意味です。
"The Mummy" は1932年につくられた映画(邦題:『ミイラ再生』)をリメイクしたもので、シリーズ化されています。続編のタイトルはこちらです。


原題: "The Mummy Returns"
邦題:『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』

原題:"The Mummy : Tomb of the Dragon Emperor"
邦題:『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝


邦題は、死者の都の名『ハムナプトラ』で統一されています。

2017年にトム・クルーズ主演で "The Mummy" が公開されました。
邦題は『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』です。

この映画は『ハムナプトラ』の続編やリメイクではなく、リブート(登場人物やストーリーを一新して、原作の良さを残し、新しいものにする)となります。


ワイルド・スピード


原題:The Fast and Furious
2001年アメリ


ロサンゼルスを舞台に繰り広げられるストリートレースを題材とした映画。
ブライアン巡査は貨物強盗の捜査のため、容疑者ドミニクに近づきます。2人はカーレースで勝負をすることになり、ドミニクが勝利。しかしドミニクは、ブライアンを気に入り、2人の間に友情が芽生えてしまいます。更にブライアンはドミニクの妹ミアと恋をしてしまい・・・。

原題の "The Fast and The Furious" の直訳は「速さと怒り」です。

ワイルド・スピードは全部で8作品あり、それぞれのタイトルはこちらです。

【2作目】
原題:2 Fast 2 Furious
邦題:ワイルド・スピードX2

【3作目】
原題:The Fast and the Furious : Tokyo Drift
邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

【4作目】
原題:Fast & Furious
邦題:ワイルド・スピード MAX

【5作目】
原題:Fast Five
邦題:ワイルド・スピード MEGA MAX

【6作目】
原題:Fast & Furious 6
邦題:ワイルド・スピード EURO MISSION

【7作目】
原題:Furious 7
邦題:ワイルド・スピード SKY MISSION

【8作目】
原題:The Fate of the Furious
邦題:ワイルド・スピード ICE BREAK

【9作目】
原題:Fast & Furious Presents : Hobbs & Shaw
邦題:ワイルド・スピード/スーパーコンボ


原題は微妙にタイトルが変わっています。邦題は、『ワイルド・スピード』のタイトルは変えず、サブタイトルがつく形となっています。

"The" をとって "fast and furious" は熟語で、「勢いよく」「猛烈な勢いで」の意味になります。
8作品目の "The Fate of Furious" の "fate" は「運命」の意味で直訳すると「怒りの運命」です。


チョコレート


原題:Monster's Ball
2001年アメリ


アメリカ南部の刑務所で死刑囚棟の看守として長年働いているハンク。
ハンクの父も同じ仕事をしていて、今は息子のソニーも同じ職に就いたばかり。ハンクは父譲りの黒人差別主義者だった。しかし息子のソニーはその考えに疑問を抱いていた。
黒人の囚人ローレンスの処刑の日、ソニーは執行直前に嘔吐してしまいます。
父ハンクはソニーを酷く叱責。翌朝もソニーはハンクに罵倒されると、父親の目の前で銃を取り、自殺を図ります。絶望に陥ったハンクは看守を辞任する。
その後、ハンクは1人の女性と出逢うことになります。

原題の "Monster's Ball" は直訳で「怪物の舞踏会」。死刑執行前に看守たちが行う宴会のことを指します。

邦題は『チョコレート』で、映画には度々チョコレートのアイスクリームやバーが出てきます。ハンクは通っていたレストランでいつもチョコレートアイスクリームを注文しています。そのレストランで働いていた女性レティシア。お互いに死刑囚ローレンスの妻、ローレンスの死刑執行人とは知らずに2人は知り合います。
『チョコレート』は、黒人の肌の色を思わせるタイトルともとれます。


トゥモロー・ワールド


原題:Children of Man
2006年イギリス・アメリ


西暦2027年、人類は希望を失い、世界は恐慌状態となっていた。なぜか出産能力が失われ、18年間全く子供が生まれていない。このままでは人類は滅亡する。
ある日、英国エネルギー省で仕事をしているセオは、反政府グループに拉致され、不法滞在者の「通行証」を手に入れるよう要求される。そしてその不法滞在者、キーという女性が、妊娠していて間もなく出産を迎えていることを知る。

原題は、原作となった1992年の P.D.ジェイムズの小説 "The Children of Men" から付けられています。この本の日本語タイトルは『人類の子供たち』でしたが、映画化されたことで『トゥモロー・ワールド』に変わっています。

この『トゥモロー・ワールド』ですが、英語は名詞+名詞にはならないので、もし「明日の世界」にしたければ "Tomorrow's world" としなければなりません。 名詞として扱うなら、"TomorrowWorld" とつなげてひとつの言葉にします。実際に20113年から2015年にアメリカのジョージア州で開催された音楽フェスティバルの名が "TomorrowWorld" でした。


チョコレートドーナツ


原題:Any Day Now
2012年アメリ


1979年のカリフォルニア。まだ同性愛に対して差別と偏見が強い時代でした。
歌手を目指しながらショーパブで働くルディは、パブの客として来ていた検事局のポールと交際を始めます。2人はゲイカップルです。
ある日ルディは、母親が危険薬物所持により逮捕され、施設へ隔離されてしまったダウン症の少年マルコのことを知ります。
2人はマルコを保護して、3人で一緒に暮らすことにします。
しかしルディとポールが同性愛者であることで、法律や世間の偏見により、マルコと引き離されてしまいます。

原題の "Any Day Now" は「いつの日か」という意味。
映画内でルディが歌うボブ・ディランの "I Shall Be Released" という歌の "Any day now, any day now, I shall be released" (いつの日か、いつの日にか、解き放たれるだろう) という歌詞の部分から付けられています。

邦題はマルコの好物である「チョコレートドーナツ」です。