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これって英語?英語と意味が違う和製英語7選 食べ物②デザート編

普段使っているカタカナの言葉、英語っぽいけど実はその言葉、日本でつくられた、日本人のための、日本でしか通じない言葉かもしれません。
それは「和製英語」と言われるもので、れっきとした日本語です。英語圏ではこれを "Japanese-English" や "Japanglish" と呼びます。この "Japanese-English" が英語圏に伝わり、逆輸入されることも時々起こります。

今回は前回に引き続き、食べ物の和製英語でデザート編を取り上げます。

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和製英語7選 デザート編 

シュークリーム

cream puff

 

「シュークリーム」はフランス語からの由来ですが、フランス語では "chou à la crème"(ショゥ・ア・ラ・クレーム)といいます。"chou" はフランス語で「キャベツ」。生地を丸く絞り出した感じキャベツに似ていることから付けられています。

 

英語圏では "cream puff" と呼ばれ "puff" は化粧用の「パフ」のように、柔らかくてふわっとしたものを指します。

 

一口サイズの小さなシュークリームを「心付け」の意味で "profiterole" (プロフィトロール)とも呼びます。中にカスタードクリームやアイスクリームが入っていて、上からチョコレートソースがかかっているものが多いです。イギリスでは大きさに関わらず "profiterole" と呼ばれます。

 

ソフトクリーム

soft-serve (ice cream)

 

アイスクリームのお店での注文の時に "soft cream" と言えば分かってもらえるかもしれませんが、正式な呼び方ではありません。特にアイスクリームの話しをしていない場面なら "soft cream" と言っても理解してもらえないでしょう。

 

正式には "soft-serve ice cream" で、略して "soft-serve"  か "soft ice cream" になります。

 

アイスキャンディ

ice pop

popsicle 

ice lolly

 

アイスキャンディを英語で言うと "ice pop" です。"popsicle"(ポップシクル)というのは、アメリカに昔からあるアイスキャンディの商品名で、北米でよく呼ばれています。

 

イギリスでは "ice lolly" と言います。"lolly" は "lollipop" の略でチュッパチャップスのような「棒付きキャンディー」のことです。

 

他にもオーストリアなどでは "ice block" と呼ばれていたり、国や地域により呼び方は様々です。

 

マロンケーキ

chestnut cake

 

もともと「マロン」はフランス語からきた外来語です。フランス語で栗は "châtaigne" (シャティニュ)とも言います。

 

フランスで "marron" は「マロニエの木の実」で栗の種類のひとつです。この "marron" を使ったフランスのお菓子「マロングラッセ」(marrons glacés) が日本に伝わりました。それから日本では「マロン=栗」という認識になっています。

 

しかしなんと、英語で "marron" と言えばヨーロッパ栗という認識もありますが、「ザリガニ」の一種の意味にもなります。

 

英語で通常「栗」と言う時は "chestnut"(チェスナット)です。名前の通り、栗は「ナッツ(木の実)」の一種です。

英語圏の国でも "marron glacés" はありますが、あくまでもフランス語なので、他の栗の料理を言う時は通常、"chestnut" を用います。例えばマロンケーキは、"chestnut cake"、 マロンクリームは "chestnut cream"、栗ご飯は "chestnut rice"、焼き栗は "rosted chestnuts" です。

 

ちなみに栗のケーキの定番、「モンブラン」もフランスから伝わったケーキなので、そのまま "Mont Blanc" です。アルプス山脈モンブランが由来となっています。

 

レアチーズケーキ

no-bake cheesecake

row cheesecake

 

ステーキの焼き加減が生焼けの「レア」は、そのまま "rare" ですが、あくまでもお肉や魚の調理に使う言葉で、「血がにじみ出る程度の調理」という意味になります。

 

英語で "rare cheesecake" と言えば「珍しいチーズケーキ」の意味と思われるかもしれません。

 

"New York cheesecake" が、焼かれているチーズケーキで、アメリカ発祥のチーズケーキとして有名ですが、イギリスでは焼かれていないチーズケーキが主流なので、そのまま "cheesecake" と言えば、ほとんどの場合「レアチーズケーキ」が想像されます。

 

 

ショートケーキ

Layered cake 

 

発祥はイギリスで、ビスケットの間にクリームをはさみ、飾りはイチゴとは限らずリンゴやオレンジなども使われていました。それがアメリカに渡った後、日本にも伝わったものです。日本では日本人好みに合わせて、スポンジ生地に生クリームをはさんだものが「ショートケーキ」となりました。現在では国によってそれぞれ、形態が違うものになっています。

 

"shortcake" の語源はいろいろ諸説がありますが、有力な説は "short" が「短い」の他に「壊れやすい」「サクサクする」という意味があり、そこから名付けられたと言われています。

そのことからも "shortcake" はビスケットでつくられるものが本来の形であることが分かります。

日本のショートケーキはサクサクした食感はないので、言葉の意味とは少し離れてしまいます。

 

日本のショートケーキのようなスポンジとクリームが層になっているケーキは英語圏では "layer(ed) cake" と呼ばれています。ただ、生クリームやイチゴを使うとは決まっていません。

 

他に "strawberry sponge cake" とも言えますが、日本人がイメージする「ショートケーキ」とは異なるケースも多いです。

レシピなどでは "Japanese strawberry shortcake" と書かれているものもあり、それは正に日本の「ショートケーキ」になっています。 

 

 

 

プリン

custard pudding

crème caramel

flan

 

イギリスでは "pudding" は、デザートのことを指します。 一方、北米では "pudding" はムースクリームのようなもので、日本のプリンとは全く違うものになります。

 

"custard pudding" "crème caramel" "flan" の3つが日本人のイメージするプリンに近いものになります。

つくり方に多少違いがあっても、3つとも牛乳と砂糖、卵を混ぜたもを型に入れてつくられるデザートです。

 

"crème caramel" はフランス料理からの呼び名なので、発音は「クレームカラメル」です。

 "flan" は特にスペインや南米で定着して呼ばれています。

 

まとめ

今回は食べ物編の第2弾として、デザートの和製英語を取り上げました。名前が同じでも、全く違う形態になってしまうものもありましたね。

私は甘いものが好きなので、しっかり区別しておきたいです。

和製英語に限らず、同じ英語でもイギリスとアメリカで意味が違うのは、本当にややこしいですよね!